ペコちゃんハウスは鹿児島県鹿児島市にある家の通称。磯海水浴場から磯庭園の横を上がったところに位置する。

1960年代より同地周辺には複数の建物があり、住居や畜舎等であったと推測される。

一番頂上にある建物は元々は2階建てだったらしいが、1階部分が潰れて2階が地面と同じ高さになっている。

いつ頃からこの状態となったのかは不明だが、少なくとも2007年時点で廃墟として言及されている。

心霊スポットなどと言われ、「ガス自殺による一家心中があった」「亡くなった家族が全員ペコちゃんのように舌を出していた」等の噂があるが、都市伝説の域を出ない。

「ぺちゃんこになったハウス」が訛って「ペコちゃんハウス」になったとも言われる。

2020年5月時点で半ば草に埋もれ半壊状態となっている。

その後2023～2025年3月に頂上の建物は撤去され、頂上部分全体が跡形もなく整地されている。それより少し下にも木造建物が半ば潰れた状態で残っており、今度はこちらの方が「ペコちゃんハウス」と認識されているらしい。

またさらに下った位置にはビルトインガレージのようなコンクリート基礎が道沿いに並んでおり、この部分については過去に宅地開発される予定があったらしい。