磯山遊園地は鹿児島県鹿児島市にあった遊園地。磯山山頂の磯山公園内に位置する。「磯○遊園地」等として...

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名称 磯山遊園地(磯山公園)
住所 鹿児島県鹿児島市吉野町
種類 遊園地・テーマパーク
鹿児島県の遊園地・テーマパーク
スコア
★★★★★★★★★★ 34
現況 現存
評価 ■■

磯山遊園地(磯山公園) 概要・歴史

九州で最も急勾配のロープウェイ

磯山遊園地は鹿児島県鹿児島市にあった遊園地。磯山山頂の磯山公園内に位置する。「磯○遊園地」等として紹介されていることもある。

1957(昭和32)年11月に開所した「鹿児島文化センター」の一部で、同センターは歴史博物館「尚古集成館」、子ども遊園地「お猿の国」、史跡名勝国定文化財指定の「磯庭園」、標高152mの「磯山遊園地」で構成され、総面積は12haに及んだ。

磯山の山頂駅と仙巌園(磯庭園)の山麓駅を結ぶ磯庭園ロープウェイ(鹿児島ロープウェイ)は1959(昭和34)年に開業、全長320mで、九州で最も急勾配のロープウェイだった。『時事年鑑 昭和35年版』(時事通信社、1959年)には「鹿児島ロープウェイ完成」「海抜152mの山頂より鹿児島の絶景(桜島・市街地・磯海水浴場・磯公園)が一望に眺められるパラダイス」の広告が掲載されている。

「磯山遊園地」ではゴーカートなどの簡易な遊具のほか、レストラン、花壇、展望台が設置され、ウサギやチャボが飼育されていた。「お猿の国」には屋久猿100頭余りが猿山で暮らしていた。ほかにルリカケス、トカラウマ、リュウキュウズアカアオバトなど鹿児島の動物たちが飼育されていた。

「磯庭園」は元々島津藩主の別邸「仙巌園」で、後方に磯山を備え、桜島を築山、綿江湾を泉水に見立てるもので、現在でも現役施設として公開されている。

ロープウェイは1993(平成5)年の「8.6水害」の際に安全のため運休し、そのまま再開されることなく廃止されており、「磯山遊園地」も同時期に閉業したと考えられる。

跡地は磯山公園でフェンスで囲われているが、空中写真ではゴーカートのコース跡が確認できる。かつてはロープウェイゴンドラ等も残っていたが、既に撤去されている。

(※参考:『日本動物園水族館要覧』(日本動物園水族館協会、1962年)、『遊園地事業の実態 別冊』(日本交通公社、1967年))

磯山遊園地(磯山公園) 画像

磯山遊園地跡(2020年3月)。ゴーカート跡がわかる
磯山遊園地跡(2020年3月)。ゴーカート跡がわかる
©Google
栄町当時の磯山遊園地(1975年1月)
栄町当時の磯山遊園地(1975年1月)
©国土地理院
現役当時の磯山遊園地のゴーカート
現役当時の磯山遊園地のゴーカート
©ヤマモチューン
『時事年鑑 昭和35年版』(時事通信社、1959年)より
『時事年鑑 昭和35年版』(時事通信社、1959年)より
『日本動物園水族館要覧』(日本動物園水族館協会、1962年)より
『日本動物園水族館要覧』(日本動物園水族館協会、1962年)より
『日本動物園水族館要覧』(日本動物園水族館協会、1962年)より
『日本動物園水族館要覧』(日本動物園水族館協会、1962年)より
『遊園地事業の実態 別冊』(日本交通公社、1967年)
『遊園地事業の実態 別冊』(日本交通公社、1967年)

近くのスポット

磯山遊園地(磯山公園) ストリートビュー・空中写真

磯山遊園地(磯山公園) 関連ブログ・参考リンク

磯○遊園地
磯○遊園地 リンク切れの可能性があります
http://www.geocities.jp/purelove_haikyo/haikyo08/isoy01.htm
昔はロープウェイで仙厳園と行き来できていた遊園地。今は、仙厳園とは対照的にひっそりしています。
K-Hyodo'sDiary恐るべし磯山公園(前編)
http://khyododiary.blog84.fc2.com/blog-entry-182.html
この磯山公園、かつては磯庭園として有名な仙巌園とロープウェーで繋がっていたそうなんですが、平成5年の水害をきっかけに廃止され、それ以後は、桜の時期だけの開園となっていました。今年は、吉野公園で開催中の花かごしま2011の期間に合わせて5月22日まで開園するとい
K-Hyodo'sDiary恐るべし磯山公園(中編)
http://khyododiary.blog84.fc2.com/blog-entry-183.html
さあ、いよいよ異世界へと、足を踏み入れますよ!垂れたロープをまたいで先に進むと、道が真っすぐに伸びていました。でも、これまでの道とは、ずいぶん雰囲気が違います。アスファルトはあちこちひび割れ、その隙間にはびっしりと草が生えています。これまでの道も、あまり褒めら
K-Hyodo's Diary 恐るべし磯山公園(後編)
http://khyododiary.blog84.fc2.com/blog-entry-184.html
入口まで戻ってみると、受付の建物の横にも、公園の敷地が広がっていることに気がつきました。まるでやる気のない中部、廃墟と化した南部に対して、この北部は、明らかに生きた空気が漂っています。どちらかというと、一般向けというよりは、公園の作業場と行った雰囲気です。まあ