次の目的地へ行くために、中道を走っていると、発見。建物の一部を見ただけで、なんとなく廃墟っぽいとわかってしまう。小野寺医院。この大きさからみると、入院施設もあったのではないでしょうか。このレトロな色の扉。おもわず、車を止めて撮ってしまいました。ここ、絶対に入れ

野のなななのかのメインのロケ地，「星降る文化堂」。映画の設定と同じく，もと病院であった。芦別の市街を歩くと，妙に病院が多いことに気付く。これがなぜかはわからないが，夕張，三笠，歌志内という明治時代からの炭鉱町と比べると，芦別は歴史が新しく，同じ炭鉱町でも明らかに雰囲気が異なる。芦別の歴史は大きく言って戦中，戦後の歴史であり，その意味で，終戦を一つのテーマにした「野のなななのか」は，やはり芦別でなければ成り立たなかった映画だと言えるだろう。

星降る文化堂星降る文化堂の正面：カンナが話をしているシーンで星降る文化堂の反対側のシーンが映る所がありますが、炭坑の住宅街になっています。ロケ地の医院は町中にあるため、ここは全く違う背景を合成するか別途撮影して挿入されているものと推定。２階からの風景：隣家の屋根の町並みと五芒星らしき意匠が目に入る印象的なシーンですが、こちらも全く別撮りしたものを編集で挿入、または合成されたものと推定。光男の部屋：美しい山間部の風景が見えるテラスがありますが、町中なのでこちらも別の場所で撮られたか合成されたものと推定。

芦別を舞台とした大林宣彦監督の映画作品『野のなななのか』に登場する『鈴木医院』や『星降る文化堂』などのメインロケ地でもある、旧小野寺医院さんが解体されていました…?映画作製の想い出はもちろんのこと、病院にお世話になった方も多いでしょうね?来週16日からは、唐津市を舞台に撮影された2017年の大林宣彦監督作品『花筐』が東京を皮切りに順次公開されます?とっても楽しみですね?早く観たいな〜?