大岐ダム形式:重力式コンクリートダムダム湖名:大岐溜池着手/竣工:昭和14年管理:東北電力（株）堤高:18.5m堤頂長:72.0m総貯水容量:214,000立方m近くにあった看板には、「旧大岐調整池」とあり現在は使っていないような記載。たしかに堤体のコンクリー

東北での廃校めぐりの途中で、不思議な物件を見つけた。（単に、私に知識が無いだけなのだが…（汗））このダムは、昭和14年に造られたものらしいが、詳細は不明。ダム全景。画像右側が、変電所設備建屋になっていた。通常、排水管か排水口が見えるのだが、そのような設備は発見

大岐ダムは只見川の支流大岐川にある重力式コンクリートダムで、現在は金山町が管理をしています。もともとは伊奈川発電所の調整池として建設されたようですが、導水管の改修が行われた１９７２年に東北電力から金山町に譲渡されました。ダム便覧ではダムの目的はＰとなっていますが、現地を見ると東北電力の導水管とは直接つながってはいません。灌漑用の目的で使っているのか？とも思ったのですが、金山町役場に確認したところダムとしてはすでに稼働していないということでした。現実には『かつてダムだった構造物が存在している』状態ですので、ダム便覧から削除される日も近いかもしれません。 会津横田で国道２５２号から県道３５２号に入り５キロほど走ると右手に東北電力の導水鉄管と大岐ダムが見えてきます。