西戸崎炭鉱 概要・歴史
西戸崎炭鉱は福岡県福岡市東区にあった炭鉱。大岳山のふもとに本卸坑口があった。
1937(昭和12)年5月に設立、翌1938(昭和13)年に採掘開始。ピーク時の1944(昭和19)年度には112,000tを産出、鉱員延べ数は10,203人に達したが、戦後に衰退、昭和30年度後半の炭鉱スクラップアンドビルド政策により、1964(昭和39)年2月4日に閉山となった。
選炭場やボタ山があった場所はゴルフ場となっている。
地図位置に関連らしい門柱跡が残る。西戸崎シーサイドカントリークラブの門を入り少し進んだ左側に殉職者慰霊碑がある。
現在大岳海水浴場沿いにある遊歩道は運炭線の跡だという。
2018-04-11
2021-10-20