福山熊野マンション 概要・歴史

福山熊野マンションは広島県福山市のマンション。

5階建ての中規模建築である。

1973年版の住宅地図では所在せず、1975年1月の空中写真、1976年版の住宅地図では現在と同じ場所に確認できることから、1973~1974年の建築と見られる。当時の住宅地図では、道路側に「雇用促進事業団融資施設」の名称の大きな建物、山側に「日専連マンション」の名称の小さな建物が並んでいる。「雇用促進事業団融資施設」は25室のうち9室居住、「日専連マンション」は不明である。

1979年、1980年版地図では表記に変化は見られず、1981年版でも表記に変化はないが、「雇用促進事業団融資施設」が25室から50室に増えている(うち20居住)。現在でも大きな樹木で隠れた部分とそれ以外とで見た目が違うことから、増築が行われたと思われる。

1983年版では表記に変化は無く、50室のうち38室居住とさらに増えている。

1986年版で表記が「日専連マンション 事務所」となり、居住データが確認できない。大小の建物が区別されておらず、大きな一枠として表記されている。

1989年版で位置関係は同じに2つの建物に再び分かれるが、道路側の大きな建物が「日専連マンション」に(50室のうち29室居住)。小さい建物は「日専連事務所」となり、所有者らしき個人名が記載されている。

1990年版では表記に変化はなし。50室のうち30室居住。

1992年版で名称が「福山熊野マンション」になる。50室のうち39室居住しており、隣の日専連事務所および所有者名に変化はない。

1994年版ではマンションに変化は無い。日専連事務所が「岡村塗装倉庫」に。個人名も消える。

1996年、1997年版では変化は無いが、居住数が減少し続ける。

2000年版で居住がわずか9室に。これまではあった各階の4号室・9号室が無くなり、部屋番号が繰上げになる(ただし「4階」はそのまま)。

2002年版では名称に変化はないが、居住データが掲載されていない。2003年、2005年版に変化は無い。居住データ非掲載も同じ。

2007年版では2部屋に居住が確認できる。2Fに「事務所」が出来る(部屋番号がついているため、通常の部屋を流用していると思われる)。「4階」が無くなり階の数字が繰り上げになる。

2009年~2014年版では2Fの事務所は変化無し。居住は1~3室を上下する。貸すのを止めたためかいくつかの部屋番号が削除されたり、以前からの住人が2Fに移動したり(事務所と同じ階にして管理しやすくしたか)している。「岡村塗装倉庫」は2011年版より空白になる。

2015年版では居住は1室。事務所がなくなる。

2016年~2018年版では居住データ非掲載。名称のみ残る。

2013年時点のストリートビュー画像で建物全体に蔦が這った状態で、ベランダの柵にも錆びが目立つ。窓が開け放たれたり破損しているように見える箇所もある。

2019年9月現在、借りている住人はいないことになっているが、1F・2Fのベランダには洗濯物が干されていることがある。また、入口前には「私有地のため侵入禁止」の立て看板があり、敷地内に軽トラックが駐車されていることがある。

所有者自身、もしくは近親者・友人知人等がが一部に居住し、残りが空き家状態となっているものと推測される。

状態
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2019年01月08日作成  2019年09月29日更新

福山熊野マンション 住所

広島県福山市熊野町丙

福山熊野マンション 種類

団地・住宅・別荘

福山熊野マンション 画像・写真

福山熊野マンション(2013年10月)
福山熊野マンション(2013年10月)

福山熊野マンション ストリートビュー・空中写真

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