https://gkspress.hatenadiary.org/entry/20060926/p2
8月7日、本学施設の一つである八幡平松尾校舎が、最後の一般公開を終え閉校を迎えた。この建物は、これまで数多くの学生が校外学習の場として利用してきたものである。 同施設は元来、岩手県松尾村(現八幡平市)の鉱山に建てられた、松尾鉱山病院であった。緑豊かな自然に囲まれたその敷地は、ちょうど岩手山を望む位置にある。こうした立地環境の良さが教育施設に適していたことから、昭和46年に本学が校外施設活用を目的として譲り受けた。自然環境をそのまま校外教育に活用するため改修を行い、さらに隣接国有地譲渡等の整備を重ねた。こうして、本院中・高等科などの施設として、多くの来校者を受け入れてきたのだ。
https://blog.goo.ne.jp/onsen_shouyou/e/37c5340a947d2bb9a2163994c5cdff53
半年前、岩手県の八幡平アスピーテラインを走っていたら、ふと中学生の頃の記憶が朧げに蘇ってきました。私は中学から大学まで10年間の学生生活を学習院で送り、中学生のときには学校行事の登山のために学習院八幡平校舎を訪れたことがあります。今までも何度も八幡平には足を運んでいますが、今回頓にその時の記憶が呼び起されたのは、おそらくその校舎がつい最近解体された事実を知ったからでした。学習院は沼津(旧御用邸の隣)や日光(光徳小屋)など各地に校外施設を所有していますが、旧松尾村(現八幡平市)にも八幡平校舎がありました。旧松尾村は硫黄鉱山で一時はとても栄えましたが、需要の急激な冷え込みによって鉱山は閉鎖。住民は一気に離散して辺りは廃墟になってしまいましたが、残された施設のうち、病院だった建物だけを学習院が払い下げを受けて校舎として活用していました。しかし、さすがに1953年に建てられた建物ゆえ、年を経るに従い老朽化が激しくなり、2006年に取り壊されたんだそうです。
http://gakushuin-ouyukai.jp/school/hachiman.htm
八幡平松尾校舎多くの思い出が詰まった山の校舎にありがとう! 十和田八幡平国立公園の中にあり、多くの児童・生徒・学生の校外学習の場となってきた八幡平松尾校舎が平成18年3月、33年間の歴史に静かに幕を降ろした。学校の授業だけではなく、運動部や文化部の合宿地として、また冬のスキー場の宿として利用されてきた校舎だったが、利用者の減少と建物の老朽化のため、残念ながら閉鎖が決定された。 八幡平松尾校舎の開校式は、昭和48年6月1日に女子部の林間学校の開校式とともに執り行われた。校舎は閉山した松尾鉱山にあった松尾鉱山病院を松尾村から譲ってもらった堂々としたものだった。利用者は学生だけでなく、教職員、卒業生、父母など、松尾校舎には学習院に関係する数多くの人々がその足跡を残している。 そしてその多くの人々の滞在を支えるためには、食事の準備から清掃まで、地元の多くの方々の協力がなければ成り立たなかった。校舎への感謝へと共に、松尾村の方々へも深く御礼を申し上げたい。キャンパス情報目白キャンパス学 習 院大 学男子高等科男子中等科幼稚園生涯学習センター戸山キャンパス女 子 大 学女子高等科女子中等科四谷キャンパス初 等 科学校施設情報沼津游泳場八幡平松尾校舎妙高高原寮日光光徳小屋蛇子沢小屋西田幾多郎博士記念館百周年記念会館輔仁会館互敬会館