瑞巌寺隧道跡 概要・歴史
瑞巌寺隧道(ずいがんじ)は大分県玖珠郡九重町にあった隧道。
江戸時代の1855(安政5)年に竣工した小さな隧道を前身とし、大正から昭和初期頃に拡幅され、延長約18m、幅員約3mの素掘り隧道として使用されていた。
道路がカーブする地点にありため見通しが悪く、1979(昭和54)年に開削撤去された。
跡地は道路となっているため遺構は見られないが、安政時代の寄付者を記した石板、昭和54年の取り壊し記念の石板、および石碑が残されている。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2022-04-18