川崎製鉄千葉製鉄所専用線(川鉄専用線) 関連ブログ・参考リンク
http://obsolete-transport.lalulintas.net/KawasakiSeitetsu.html
川崎製鉄(川鉄)は、現在のJFEスチールの前身である製鉄企業であり、同社は1951(昭和26)年に千葉市内の沿岸に「千葉製鉄所」を建設しました。以降千葉製鉄所は、高炉を持つ銑鋼一貫の大規模製鉄所として鋼板を主に生産していました。そして重い鉄鋼をはじめ、さまざまな物資を輸送する都合から蘇我駅や工場周辺に隣接する千葉貨物ターミナル駅、京葉臨海鉄道方面と接続すべく、工場の敷地内には引き込み線(すなわち専用線)が文字通り網目のように引かれました。また、1975(昭和50)年には京葉線が蘇我まで開業しましたが、開業時に都川信号場~蘇我間が未完成であったことから、なんとその周辺に延びていた川崎製鉄専用線を京葉線の全線完成まで国鉄が借用するという事件(?)も起きました。
http://nihonhaikei.blog.fc2.com/blog-entry-7.html
房総方面から国道16号線を上り帰宅中、僕は気付いてしまった。水路向こうにケーズデンキ。その手前に何故か意外な『アレ』があったのである。果たしてこの画像からあなたは気付けたか?・・・お分かり頂けただろうか?『鉄道信号』があるのである。
http://tks-departure.sakura.ne.jp/kawasakiseitetu.html
川崎製鉄千葉工場専用線千葉県千葉市中央区には現在も広大な「JFE日本スチール東日本製鉄所」が存在しています。その一画に緑豊かなスポーツ公園と商業施設があるのですが(下写真青印)ここも以前は工場でした。この工場地帯一帯には蘇我駅から続いていた書き込めない程の専用線が張り巡らされていましたが現在は全へ廃止されてしまいました。その廃止された線路が一部残っているので調査してみたいと思います。
https://www.utachan.com/entry/2021/12/23/233820
元京葉線千葉貨物ターミナル駅への貨物暫定経路となっていた川崎製鉄専用線跡を徒歩で観察♪
https://keiyores9.exblog.jp/17187369/
かつて、京葉臨海鉄道は川鉄専用線と村田貨物駅(現在の千葉貨物駅)と、また千葉貨物ターミナルは蘇我駅から川鉄専用線経由で結ばれていました。後者は1986年1月21日に廃止されたのは雑誌などでも明示されていたのですが、前者がいつ廃止になったのかが判りませんでした。そこで、折角の機会でしたので、係の方に伺ったところ、「詳しい方がいるよ」と紹介された方が、かなり面白いお話を伺う事が出来ました。廃止は1990年ごろ、ダイヤは村田貨物駅を18時ごろ出発し、20時ごろに戻ってきた、川鉄専用線との貨車の引き渡しは川鉄側が構内機関車で、そこからは京葉臨海鉄道のDLで行っていたとのことで、川鉄の構内に京葉臨海鉄道の機関車が乗り入れたわけでも、川鉄の構内機関車が村田貨物駅に来たわけでもなかったそうです。財源(=積荷)は、鉄製品ではなく、アルミナ。鉄の製造によって生まれた副産物だったらしく(文系なのですみません)、到着駅は大糸線の信濃大町駅。到着貨物はその方がご存じの限り、定期的なものはなかったそうです。