北蟹谷小学校内山分校。1つ目の目的地は県西部でも特に土地勘の薄い小矢部市。その山奥、石川県境にある小矢部市立北蟹谷(きたかんだ)小学校内山分校。 前の校舎についていたものなのかな。多くが取り壊され風雪で潰れていく中で、今でも残る数少ない木造校舎の1つ。戦前からここに学校はあったが建て替えたようで、現存の校舎は昭和28年竣工。玄関を見上げると『内小』の文字。

　木造校舎・廃校「北蟹谷小学校・内山分校」は、富山・石川県の県境付近に有り、富山県側の「内山峠スノーシェルター」手前の道を行くと有りました。　内山分校の校舎・左側側面の壁が新しいので、たぶんその付近にも別校舎が続いて有ったのですが撤去されたのでしょう。　グランド片隅の桜付近にブランコが有り、ここが学校だったことがわかり、分校規模としては大きい学校だったように思う。

北蟹谷（きたかんだ）小学校内山分校（1979年閉校）平集落を後にし灘浦ICから一気に小矢部ICまで戻ります。国道359号を西へ進みこの日最後の目的地に向います。石川県境の小矢部市内山集落に分校があります。内山峠トンネルに入る直前に左折して狭い道を下りていくと平屋の木造校舎がひっそりとした佇まいをみせておりました。分校の記念碑もありませんでしたが、地元の方に確認しましたので間違いないと思います。現在は、地区の公民館として利用されているようです。木々の茂みには、ブランコの外された錆びた鉄棒だけが残っていました。