埼玉県のとある河川敷。この一帯には戦時中、巨大な火薬工場があった。戦争末期には陶製手榴弾を作っていたが、戦後に大量投棄され今でも残っているという。

川越の戦争遺跡はちょっと風変わり。「びん沼川」の川岸に異様な不思議な空間が広がっていた。河川敷に広がる「陶器の欠片」戦時中に、この土地で製造された「陶器の手榴弾」の名残という。

埼玉県川越市久下戸にある軍事遺跡、浅野カーリット埼玉工場跡を歩いてきました。現在地は川越市の東端を流れる川、びん沼川に架かる萱沼橋上です。びん沼川は荒川の旧河道のひとつで、蛇行が激しい河川です。河川敷で遊ぶ子供が多いのか、萱沼橋の上には河童注意的なおどろおどろしい看板が立っています。

埼玉県川越市のびん沼自然公園にきましたよ！前回横浜のたちばなの丘公園で旧浅野カーリット保土ヶ谷工場 跡を探検した際に、

それは前々から気になっていた、埼玉県は川越市にかつてあった「浅野カーリット」という軍需工場跡地です。何が私をそこまで引きつけたかというと、、浅野カーリットは元々はカーリット爆薬という火薬を作る工場で、操業当初は戦争とは無関係でした。しかし近所の上福岡に火工廠という陸軍の軍需工場があったこともあり、戦争が激しくなるに伴い、弾薬や手榴弾を作る下請け工場となりました。