国道３６号線の　福住界隈を歩いて見たら　懐かしい　「月寒洋裁女学院」　の看板があった。この学校が　各種学校として　設立認可を受けたのは　昭和２６年（１９５１年）だから　開学６０年を経た。今は　生徒の募集はせず　木造２階建ての校舎だけが　そのまま　残っている。設立当時　この付近を通ると　昼休みには　和服を着た　生徒が大勢　窓から顔を出していた。その頃の私は　既婚者だったので　窓の顔は　気にしなかったが　生徒たちは　婚活もどきで　男の通行人の　品定めをしていた　のかもしれない。高度成長期が始まる前だったので　卒業生の大半は　アパレル関係で活躍し　今は　優しいおばあちゃん　として暮らしているのだろう。

月寒・・・なぁ～んて言ったって地元の人間しかわからないでしょうが・・・朝、出勤の際通りががってしまいました。月寒洋裁女学院って・・・時は令和、だんだん減りゆく昭和の風情ですな。

月寒洋裁女学院。渋い。