https://blog.misatowater.com/entry/trip/2019-10/morinoyakata
米沢側の入口付近にある閉館している「かんぽの宿 米沢」の建物が悲しい。対して小野川温泉がなぜ観光客を集めているかというと、当地がJR東日本とJTBの旅行商品開発の対象に選ばれたことが大きいようだ。少し前の資料になるが、立命館大学の論文に活性化の要因が研究成果として記されている。先述の「かんぽの宿 米沢」は取得価格24.6億円の取得額に対し、56百万円で大江戸温泉物語グループに売却されたそうだ。売却の経緯はさておき同宿はずっと放置されたままである。大規模ホテル、旅館は温泉街にくる観光客をごそっと抜き取ることで利益をあげるような仕組みなので、それほど街の規模が大きくない白布温泉では営業のメリットがないと判断したのだろうか。