糸崎病院 概要・歴史
伝説的結核療養施設
糸崎病院は、広島県三原市糸崎にあった廃病院。正式名称は「糸崎療病院」とも「日赤糸崎療養所」とも言われる。
明治末頃に結核療養施設として開設。木造建物2棟から構成されていたが、1925(大正14)年に日本赤十字社広島支部が取得した後、1931(昭和6)年に新館を建設した。
1964(昭和39)年3月に閉鎖。
1983(昭和58)年放送のテレビ映画「麗猫伝説」(大林宣彦監督)のロケに使われている。
その後朽ちた状態で長らく残り、心霊スポット等とも噂された。
建物は撤去や自然崩壊により残っていないが、瓶や皿、陶器類などの遺物がわずかに見られるという。
解体され現存していません
2022-06-23