軽井沢銀山(かるいざわぎんざん)は福島県河沼郡柳津町軽井沢にあった銀山。 1558(永禄元)年に発見....

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名称 軽井沢銀山
住所 福島県河沼郡柳津町軽井沢
種類 廃鉱・採石場跡
福島県の廃鉱・採石場跡
スコア
★★★★★★★ 37
現況 現存
評価 ■■
画像 photos 軽井沢銀山の写真

軽井沢銀山 概要・歴史

巨大なレンガ製の溶鉱炉煙突が残る

軽井沢銀山(かるいざわぎんざん)は福島県河沼郡柳津町軽井沢にあった銀山。

1558(永禄元)年に発見。戦国時代後期から採掘され、日本屈指の銀山であった。江戸時代の飢饉による閉山の際などは、会津藩が手厚く保護し、その後も藩の台所の一翼を担い続けた。

明治に入って個人経営になり、1879(明治12)年に鉱山王と呼ばれた古河市兵衛の経営となった。1886(明治19)年に精錬の新技術であったオーガスチン工法が取り入れられ、大煙突はそのために建てられた。

これにより鉱山の生産性は大きく向上、最盛期の1893(明治26)年には年間産銀量約4tに達し、全国鉱山の第6位となった。1895(明治28)年には福島県内で一番早く電灯が導入され、周囲には1000戸の家々が軒をつらね、郵便局や遊郭もあった。

しかし同1895(明治28)年に金本位制が導入されると銀価が暴落、同年中に採鉱を中止、1896(明治29)年に閉山となった。設備は解体され草倉鉱山(草倉銅山)足尾銅山に送られた。

昭和に入って日本鉱業によって再調査されたが、事業再開には至っていない。

現在、坑道は閉鎖され建物はほとんど取り壊されて、巨大なレンガ製の溶鉱炉煙突のみが残っている。倒壊の危険性があり、接近には注意が必要である。

軽井沢銀山 画像

軽井沢銀山(2020年9月)
軽井沢銀山(2020年9月)
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巨大なレンガ製の溶鉱炉煙突が残る
巨大なレンガ製の溶鉱炉煙突が残る
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案内板が設置されている
案内板が設置されている
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近くのスポット

軽井沢銀山 ストリートビュー・空中写真

軽井沢銀山 関連ブログ・参考リンク

軽井沢銀山跡を訪ねて - キノコ・登山大好き人 - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/mmm05240524/46553130.html
歴史を感じますね。 宮崎にも槇峰鉱山後が有ます中国人の強制労働など悲しい歴史がありました。 地理的に見て、会津若松から西へ20km位の地点で柳津町になります。 長野県にも硫黄鉱山の廃鉱が2ケ所ほどあります。 今行くと荒涼 
『584 「軽井沢銀山」 福島県河沼郡柳津町軽井沢銀山』 [金山
http://4travel.jp/travelogue/10625853
金山・昭和・会津美里でのしんちゃんさんの旅行記です。会津地方の西部の山並みの中に、今は廃鉱となった“銀”鉱山跡があります。名前は“軽井沢銀山”発見は佐渡ヶ島の金山より早く、戦国時代後期から明治時代中期にかけて
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