新鹿小学校波田須分校(熊野市) 概要・歴史
「凪のあすから」の聖地
新鹿小学校波田須分校は三重県熊野市にあった学校。国道311号沿いに位置する。
1877(明治10)年に少林寺内に設置された教場を前身とする。
1947(昭和22)年に三重県南牟婁郡新鹿村立波田須小学校に改称。
1957(昭和32)年に現存する校舎が、翌1958(昭和33)年に講堂が新築される。1977(昭和52)年にはプールが完成した。
2004(平成16)年に波田須小学校から新鹿小学校波田須分校となり、翌2005(平成17)年には閉校した。「新鹿小学校波田須分校」の名称だったのは最後の1年間だけで、校門にも「波田須小学校」の銘板が見られる。
海を望む高台に美しい木造校舎と講堂が残され、2013年10月から2014年4月に放送されたアニメ作品「凪のあすから」のロケ地になっている。
2024年4月時点で現存し、良好な状態で管理されている。一部が住居・作業場として利用されているらしい。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2021-09-17
2024-09-13