新宮島遊園 概要・歴史
竹林に埋もれる昭和のミニ遊園
新宮島遊園は広島県廿日市市にあった遊園地。宮島を対岸に望む沿岸部、標高40メートルほどの小山、通称「監視山」に位置する。
開業時期不詳ながら、1960~1970年代に作られたらしい。山の所有者が遊歩道を整備し、桜やツツジ、椿などを植え、簡単な遊具や食堂、休憩所などを設置した遊園だったという。
昭和~平成の変わり目頃に閉業。
かつては門があり(現在は撤去されている)、先に進むと平屋の建物があり、2010年頃まではそこに管理者が居住していたらしいが、2020年時点でその平屋住宅も壁が抜けて半壊している。
山中の竹林に埋もれる形で箱ブランコ、ブランコ、滑り台、メリーゴーランド型の回転遊具、トイレ、食堂、休憩所が残っている。
また、山頂の広場だった部分と、その一段下の広場に携帯電話の鉄塔が合計2基建っている。
2020-01-23
2024-05-02