本町東部町内会館 概要・歴史
個人病院から町内会館に
本町東部町内会館は北海道茅部郡森町の建物。道道1028号線沿い、函館本線森駅近くに位置する。
2階建ての小規模建築で、当初は個人病院として建てられたという。正面から屋根のように見える部分は側面から見るとなく、ユニークなデザインになっている。1階は外来診療、2階は小規模な入院施設となっていたらしい。
1980年頃までは病院として運営されており、当時の病院長が地元の国保病院院長に就任するにあたり閉院し、町内の会館として利用されるようになったという。建物内もほぼ病院当時のまま会館に転用されたらしい。
2000年時点では電話帳に記載が見られるが、2015年時点でやや朽ちた状態となり、絡みついた蔦が繁茂している。使用状況不明であり、現役使用されている可能性がある。
なお、かつて森と室蘭を結ぶ海路が重要航路だったこともあり、同地周辺には森遊郭などが栄え、現在でもその痕跡がわずかに見られる。
2016-01-07
2022-07-08