ヒルゼンハイツ 概要・歴史
ヒルゼンハイツは岡山県真庭市(旧・真庭郡川上村)にある蒜山高原のホテル。県道114号線蒜山大山スカイライン沿いに位置する。
2階建てながら複数棟が連結された建物で、130名宿泊可能だった。『山陽年鑑 昭和46年版』(山陽新聞社、1970年)に広告が掲載されているため、1960年代後半から1970年頃の開業と推測される。
1958(昭和33)年3月に設立されたヒルゼン観光株式会社の経営で、後に中鉄バス株式会社となっている。
電話帳には2001年まで記載があり、2001年頃に閉業したらしい。少なくとも2011年時点で営業している様子が見られない。
2018年9月時点で敷地内に雑草が茂り、屋根や壁面に経年劣化による汚れが目立っている。入口付近には落書きが確認できる。一部壁面や天井が剥落、入口の文字「ヒルゼンハイツ」の「ヒル」部分が崩落している。また「ホテルヒルゼンハイツ前」のバス停は「湯船口」に改称されている。
2023年11月時点で現存する。
なお、隣接する別館は現役施設である。
2016-03-17
2024-04-22