東栄鉱山 概要・歴史
伐採で選鉱場跡が顕に
東栄鉱山は青森県青森市にあった鉱山。
東岳周辺では1897(明治30)年頃に鉄鉱石が発見され、1917(大正6)年6月より東岳鉱山として操業開始したが、第一世界大戦後の恐慌により1920(大正9)年に閉山した。
1936(昭和11)年に軍需景気により再開され、銅鉱、石灰石と併せて採掘され、1940(昭和15)年頃に東栄鉱山と改称された。
1953(昭和28)年に閉山。
1975(昭和50)年時点での空中写真には選鉱場らしい施設、シックナーのような施設が見られるが、その後は樹木に覆われてほとんど状況がわからなくなっていた。
2022(令和4)年に付近の樹木が伐採され、選鉱場下部の階段状基礎が視認できるようになっている。
2017-11-27
2022-12-05




