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4月11日土曜日、新城市池場に残る旧別所街道の旧峠道を探索後、引き続いて国道151号の池場坂に点在する廃道群を歩いてきました。この国道151号ルートの池場坂、旧峠道から付け替えた区間に相当するのは、新城市側の千歳橋から峠にある池場集落までの2km余の距離ですが、「愛知の歴史街道」によると明治31年(1898年)から明治35年(1902年)まで(「鳳来町誌」によると明治33年(1900年)から明治35年(1902年)まで。愛知県が改修工事を担当。)かかってようやく開通しており、相当難工事であったと思われます。国道に出てから池場坂の峠方面へと向かい歩いて、最初にやって来たのは滝見橋のたもと。右側へと廃道があるので入り込みます。
http://usa-nekosando.pupu.jp/miti_takimi_hai.html
【国道151号線-滝見橋廃道】こんな場所に旧道が…!と言う廃道です。愛知県新城市を通る国道151号線に架かる、滝見橋の横に旧道が隠れていました。青字…ラピスのコメント ■黒字…作者のコメント 何気なく見ていた 滝めぐりサイトで見付けた物件です。 地図や地形図にも載ってない。 現地ですら旧道の存在が分からない。 そんな道です。 道としての機能を失った 完全廃道の姿やいかに? 場所はJR飯田線・池場駅の南 約1.5kmに架かる「滝見橋」です。 何のへんてつも無い フツーの橋です。 で、どこに廃道があるかと言えば 橋の手前の左側… ここです。 え? よく分かるって? いえいえ、アスファルトの道じゃなくて 右側の広場の奥が 目的の廃道ですよ。 こりゃあ分からないわ。 入ってすぐ薮。 倒木の天然のゲートのお出ましです。 いちおう道らしさが残っていて 何とか進めます。 しかし、夏なんかに来たら 激薮は必至でしょう。 あ。こんな所にも 「ゴミ捨てんな」看板が。 こんな所までゴミを捨てる人なんて 居ないでしょうに・・・ って思ったら、 けっこうゴミが捨ててあった。 薮はどんどん酷いことに… とは言え、冬なのでまだ大丈夫です。 しかし、この廃道の路面は 大量の土砂で埋められてます。 廃道を自然に帰そうって訳ですね。 さて、ここの廃道には コンクリートの旧道橋があるはずですが もうちょっと先だろうか? おっと、ありました。 これはイイ廃景だ。 さっきから水の流れる音が聞こえてます。 それは川の上流に滝があるからです。 滝が見える橋「滝見橋」だからね。 旧道橋もむろん「滝見橋」です。 ここもやっぱり落ち葉に埋もれてます。 いったい何十年放置されてるのやら。 旧・滝見橋の詳しいレポは こっちで【国道151号線廃道-滝見橋】 では、先に行きましょう。 対岸に渡ると・・・ ちょっとは歩きやすいかな? 相変わらず雑草が多いけど 枯れてるので大丈夫。 っていうか、 切られた木がいっぱい落ちてるんだけど。 樹齢20年ぐらいの木が 廃道上に生えてます。 おかげで全然道に見えない。 でも、なんとか道だと分かります。 間伐材がたくさん落ちてるのは、 旧道を塞いでると言うより、 捨てるのにちょうどよかったから? ちなみに、画面右はじの赤い色は 現・滝見橋です。 少し行ってから振り返って見ると どこが道だか分からない。 画面真ん中の木と木の間が道ですが、 現地ではもう少し道っぽく見えました。 こんなになってしまうと 旧道の味わいは皆無ですね。 目の前が開けて廃道はお終い。 途中の橋以外に、 旧道らしい物は全然なかったね。 現道からだと、 旧道があるなんて分かりません。 事前情報が無ければ、 スルーしてしまうことでしょう。[2014年3月現在]■現道の国道151号線の滝見橋は昭和47年7月の竣工です。2014年現在で42年前になります。廃道の方も40年以上の歴史があるのでしょう。■道ネタ「廃道」TOPへ…■
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滝見橋右岸に林道が続いています。左側の林道に進むのではなく、草が茂っている右側の旧道に降ります。50mほど奥へ行くと、旧滝見橋が暗い林の中にひっそりとあります。橋の欄干にある銘板です。錆び付いているが、滝見橋(左)・須栃澤(右)と何とか読めます。この橋からも滝は見えないです。橋から更に奥へ100mほど行くと漸く見えてきます。適当に沢に降り、左岸に渡り、接近します。