小出峠(国道49号線旧旧道) 概要・歴史
小出峠(おいでとうげ)は、福島県耶麻郡西会津町にある峠。
陸奥国の会津若松と越後国の新発田を結ぶ越後街道は、元々現在のように車峠を越えていたが、明治時代に三島通庸によって行われた会津三方道路の事業により、小出峠を通るルートに変更された。
しかし雪崩の危険が高く遠回りなことなどから、わずか数年で廃止され、再び車峠が主要ルートとして用いられるようになった。
現在の小出峠は、西側は峠近くまで林道が伸びているが、峠付近は藪が深く踏破困難となっている。
2012-07-30
2022-02-26