猫屋敷(呉市広長浜の廃墟) 概要・歴史
破壊の限りを尽くされた猫屋敷
広島県呉市広長浜の廃墟。米軍広弾薬庫近くの海岸に位置する。「猫屋敷」等として紹介されていることもある。
1970年代前半の建設と見られる。
海際に建つコンクリート三階建て建物で、小規模な宿泊施設にも見えるが、別荘だったらしい。
放棄された時期は不明だが、2010年時点でガラスの多くが損壊、落書きや人的破壊の痕跡が見られる上、三階には火災跡もあり、荒れ果てた状態となっていた。2000年前後には不使用となっていたものと見られる。
2013年10月時点で窓ガラスはほとんどなく、建物全体に植物が繁茂している。
心霊スポットなどという噂もあったが、都市伝説の域を出るものではない。
少なくとも2017年3月時点で所在するが、2019年12月25日時点で既に解体されている。
跡形もない状態で更地となっており、今後の開発等の予定もない様子である。
2018年7月の西日本豪雨の際に土砂崩れがあり、1階は完全に土砂で埋まり、2階部分の半分まで土砂で埋まってたらしく、倒壊の危険のために取り壊されたものと推測される。
解体され現存していません
2014-10-09
2019-12-28