晴醐苑ホテル 概要・歴史

ドラキュラハウス

晴醐苑ホテルは、広島県福山市鞆町後地にある廃ホテル。県道251号線グリーンラインから高台にあがったところ、鞆の浦山荘のすぐそばに位置する。

Sホテル」「S苑ホテル」と通称されている。「静湖苑」「静瑚苑」「静○苑」とも表記され、「ドラキュラハウス」などとも呼ばれていた。

1966~1970年に建設。

RC三階建ての中規模建築で、高台に位置するため素晴らしい眺望を望めた。

1976年版住宅地図にも所在するが、実際の位置より道路側に、かつ簡略化されて掲載されている(鞆の浦山荘と共に周辺エリアから抜粋されて掲載されているためか)。敷地に入ってすぐに大きなプールが確認できる。

1979年、1980年、1981年版は表記に変化なし。1983年版住宅地図では名称が「晴醐苑鞆の浦高台ホテル」となり、プールの東側(鞆の浦山荘側)に「スカイアローフライングクラブ」なる施設が確認できる。本道から2つの道がプールと「スカイアローフライングクラブ」に向けて伸びている。どちらが現在のバリケードに続く道路かは不明。

1986年版住宅地図では、解体前と同じ輪郭で掲載されているが、既に名称表記が無く空白。プールおよび「スカイアローフライングクラブ」は変化なし。この直前の1984~1985年頃に閉業していたものと推測される。

1989年版住宅地図ではホテル部分は空白、撤去されたためかプールが輪郭ごと消える。「スカイアローフライングクラブ」の表記が「西日本スカイアローフライングクラブ専用RC飛行場/西日本RCセンター」へ。ラジコン飛行機用施設と思われる。

1990年版は変化なし。1992年版では山側の付属施設のみが輪郭のみで掲載(名称なし)。ホテル本体、「スカイアローフライングクラブ」も掲載無し。1993年版ではホテル本体の表記があるが空白で、「スカイアローフライングクラブ」の表記が戻っている。

1994年版は変化なし。1996年版で「スカイアローフライングクラブ」が輪郭ごと消える。以降現在に至るまで表記変化は見られない。

プールがあった正確な位置は不明であるが、宿泊者の利用を考えると敷地に入ってすぐでは遠すぎると考えられ、現在のバリケードを入ってすぐの大きな空地が最も可能性が高い。また、ホテルから下りる坂道の途中に開けた土地があるが、それが「スカイアローフライングクラブ」跡地の可能性がある。

いずれにしても本道沿いの入口からホテル本体への距離が長く、所在地的に自動車利用が前提とはいえ当時の利用状況が想像しにくい物件である。

少なくとも2009年時点で廃墟としての言及が見られ、既に風化や人的破壊によりかなり荒れた状態にあった。当時はパンダやライオン丸の置物が残っていたという。閉業が1980年代半ばとすると、かつてライオン丸の遊具は随分長く使われていたということになる。

2015年時点でも、かなり荒廃した状態ながら、往時のパンフレットやダイヤル式電話、昭和期の脚付きテレビなどが残存していた様子がリポートされている。

2019年1月時点で、建物は現存するが、解体工事のためか作業車両などが入って管理されていた。

2019年7月解体確認。

2019年9月現在、いくつもの岩の山があちこちに点在する広い土地と長い山道だけが残されている。山側の奥では未だに整地が行われているが今後の利用は不明である。

なお、2018年7月には豪雨により当物件の法面から土砂が中川美術館駐車場へ流出し、場内に設置されていたコンテナを道の方まで押し流す事態となった。現在は道路自体は復旧しているが、当物件の法面の一部は未だに整備されず切り立った崖のままになっており、道路の端にも土砂が残されており駐車場の柵等様々なものが埋まったままとなっている。この災害が本物件の解体のきっかけとなった可能性もある。

状態
解体され現存していません
2011年09月15日作成  2019年09月29日更新

晴醐苑ホテル 住所

広島県福山市鞆町後地

晴醐苑ホテル 種類

廃ホテル・宿泊保養施設・温泉

晴醐苑ホテル 画像・写真

晴醐苑ホテル
晴醐苑ホテル

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晴醐苑ホテル : PHOTRESBIENNE
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