札幌市西区にある阿部山の麓には札幌鉱山という金・銀を掘っている鉱山があった。他の鉱山に比べ、圧倒的に資料が少ないので詳細を知ることができないが、遺構は確かに存在した。大正5年の国土地理院地形図によれば、鉱山マークと火薬庫のマーク、それに「精錬所」と漢字で書かれ

宮城沢鉱山でツルハシを見つける北海道札幌市「はじめまして、以前より気になる穴を山中に見つけており・・・」読者のsurvival氏からメールを頂いたのは、3月下旬の積雪も多い時期だった。発見してから10年ほど、彼はその穴の正体が気になって仕方が無かった。それなら

坑口2兄弟本坑は昭和4年ごろには数本の坑道が掘削され、時期を別にして精錬所が設置、昭和27年には閉山を迎えた。札幌近郊にもかかわらず、金鉱床として資料がほとんど無い中、「survival氏」の発見は特筆するものがある。遅い雪解けを何日も待ちわびた、ある快晴の日

5月中旬の山菜採りシーズンに探険してきました。駐車場には車が3～4台、鉱山跡が目的なのは僕だけでしょう。早速徒歩で出発です。日差しが心地いいですね～平坦な林道なので散歩気分で進めます。砂防ダム付近からは登山道らしく少し登りに、冬は、付近から阿部山に登れるそうで