向山鉱山(東近江市) 概要・歴史
向山鉱山は滋賀県東近江市(旧・神崎郡永源寺町、旧・蒲生郡市原村)にあった鉱山。
1934(昭和9)年に佐野育造が探鉱し1935(昭和10)年から採掘開始。
1938(昭和13)年に東京の佐野斉が開発し、それより鐘淵実業(株)に移り終戦まで稼行、一時純銅月産10tを産出した。
1951(昭和26)年8月に御池鉱山と共に市橋圭三に移り、金・銀・銅、鉛、亜鉛を生産。
1958(昭和33)年時点では垂井平四郎と鉱業権者となっている。
1950年代頃に閉山。
石垣跡、佐野育造氏の石碑などが残る。
(※参考:『未利用鉄資源 第2輯』(日本鉄鋼連盟、1956年))
2018-01-18
2024-01-31