http://mafura-maki.sblo.jp/article/42737216.html
愛媛の鉱山に大宮鉱山を追加しました。
http://www.mafura-maki.jp/tanbo/kouzan/oomiya/view9.cgi
HOME大宮鉱山含銅硫化鉄鉱+アンチモン宮ヶ成の鉱山 伊予郡砥部町の、旧久谷村内に存在した鉱山。昭和中期まで、宮ヶ成地区には数ヶ所の鉱山が存在し、その内の大宮鉱山という金属鉱山に訪問しました。なお、宮ヶ成地区には3ヶ所の含銅硫化鉄鉱山と、2ヶ所のアンチモン鉱山が存在していたとのこと。大宮鉱山付近 訪問した宮ヶ成は、既に廃村となって久しいようで、形が残る家屋は、この一軒しか見つかりませんでした。しかし、この一軒に驚かされます!表札を見てみると、なんと大宮鉱山の採掘権登録をし、砥部町史に名前の残る正岡某 氏の御宅だったのです。何の因果か…ただ一軒。半壊しており、雨戸の隙間から内部が丸見えでした。発見 割れた雨戸のそばに、いくつかの紙片を発見。家に踏み込んでも無いのに、この紙片を見つけるとは・・・今回の訪問は、呼び寄せられるような感覚がしました。問題の紙片は、画像の試掘権登録第6,099号で認定された試掘鉱区鉱種変更届であり、日付は昭和36年11月7日。大発見 更に、鉱山を営業する前に権利を設定する採掘権設定願も。設定された鉱種は「金・銀・銅・硫化鉄・アンチモニー」昭和37年10月19日に出願、同11月1日付受理されています。宮ヶ成の旧坑は、明治・大正・昭和に開発されたと伝わっており、この大宮鉱山は、試掘が昭和36年代、設定が37年代。宮ヶ成地区で、最も近年に開発された鉱山となります。本坑 試掘坑も兼ねたと思われる本坑です。廃屋から西へ行き、初めにぶつかる沢を、同レベルに北方向へ進むと開坑していました。高さ、幅ともに約1mの小規模な坑道であり、奥行きは約20m。手掘りの小規模鉱山です。P1P2[編集]CGI-design