福岡市西区の姪浜、愛宕浜、豊浜の一帯はその昔、炭鉱の町として栄えていました。現在の様子からするとこの近辺はあまり炭鉱のイメージはありませんが、Wikipediaの姪浜を確認すると、1914年（大正3年）から採掘が始まった姪浜炭鉱（早良炭鉱）は年20万トンを出炭

姪浜にあった「早良炭鉱」は臨海炭鉱として交通運搬に便利な立地条件と良炭質であった事から戦前・戦後大いににぎわった。大正3年に創業し、石油進出により衰退し閉山をする昭和37年まで昭和8年には工員数2,200人、家族を含めると8,000人という規模まで栄え20万t

愛宕山は古第三紀の砂岩からなる姪浜層でできた山ですが、その下ある愛宕層には豊富な石炭が含まれています。福岡市西部地域での石炭の存在は明治以前から知られていましたが、炭鉱として利用されはじめたのは明治時代後半に入ってからです。愛宕山の下で姪浜・福岡炭鉱株式会社（

姪浜がかつて炭鉱の町だったことを最近知り、驚きました。現在の姪浜が、これだけ拓けたのは炭鉱による恩恵が大きいらしいです。なるほどね・・・俺が姪浜に筑豊地域の気質を感じるのは、そのせいか。子供の頃、姪浜中は「あそこの家の子とは遊ぶな」と言われる人間の集まりだと思