岡徳楼(おかとくろう)は和歌山県和歌山市新和歌浦にあったホテル。 1915(大正6)年創業の老舗で、初...

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名称 岡徳楼
住所 和歌山県和歌山市新和歌浦
種類 廃ホテル・宿泊保養施設・温泉
和歌山県の廃ホテル・宿泊保養施設・温泉
スコア
★★★★★★★★★★ 34
現況 解体
評価 ■■■

岡徳楼 概要・歴史

小説「有田川」の舞台

岡徳楼(おかとくろう)は和歌山県和歌山市新和歌浦にあったホテル。

1915(大正6)年創業の老舗で、初代女将は地元出身の作家である有吉佐和子の小説「有田川」の主人公のモデルとされ、有吉佐和子も執筆のためこの旅館を利用していたという。

昭和期には8階建て客室数32室の旅館、昭和40年代には両隣の旅館もりや・四海亭を買い取り、RC造のホテルへと建て替えた。

1971(昭和46)年には和歌山国体臨席のため当時皇太子・皇太子妃だった天皇皇后両陛下も訪れたという。

バブル崩壊後に経営状態が悪化し、阪神大震災による宿泊者数減少も追い打ちをかけ、1995(平成7)年に閉館した。

その後建物は放置され、2004(平成16)年4月には1階部分が焼ける火災が発生している。

2004(平成16)年頃に内装が撤去され、2012(平成24)年頃に全面解体された。

2018(平成30)年現在、跡地ではエーゲ海風リゾート施設の建設が進められている。

注意 解体され現存していません

岡徳楼 画像

解体中の岡徳楼跡
解体中の岡徳楼跡
©Google

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岡徳楼 - flow Trip -archive-
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(和歌山市新和歌浦 2003年3月29日) 大正4年(1915)創業の旅館である。初代女将は、地元出身の作家である有吉佐和子の小説「有田川」の主人公のモデルとされ、有吉佐和子も執筆のためこの旅館を利用していたという。大阪万博目前の昭和40年代に入ると両隣の旅館もりや・四海亭を買い取り、順次RC7階に建て替えホテル化した。然し昭和50年代に入ると和歌浦全体の観光客が激減し、周辺の宿泊施設の廃業が始まった。この岡徳楼は和歌浦での知名度から持ち堪えてきたが、平成7年、阪神大震災による宿泊キャンセルで収益が悪化し、間もなく倒産した。