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和歌山市の南側の海辺に、「和歌浦(わかのうら、わかうら)」という名所がある。湾の北側にあたるこの地は、奈良時代からすでに景勝地として名高く特に
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(和歌山市新和歌浦 2003年3月29日) 大正4年(1915)創業の旅館である。初代女将は、地元出身の作家である有吉佐和子の小説「有田川」の主人公のモデルとされ、有吉佐和子も執筆のためこの旅館を利用していたという。大阪万博目前の昭和40年代に入ると両隣の旅館もりや・四海亭を買い取り、順次RC7階に建て替えホテル化した。然し昭和50年代に入ると和歌浦全体の観光客が激減し、周辺の宿泊施設の廃業が始まった。この岡徳楼は和歌浦での知名度から持ち堪えてきたが、平成7年、阪神大震災による宿泊キャンセルで収益が悪化し、間もなく倒産した。