北海道広尾郡大樹町にある当縁川河口(とうべりがわ)のトーチカ。 トーチカとはコンクリートを固めて...

当縁川河口のトーチカ

当縁川河口のトーチカ 概要・歴史

北海道広尾郡大樹町にある当縁川河口(とうべりがわ)のトーチカ。 トーチカとはコンクリートを固めて...
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当縁川河口のトーチカ ストリートビュー・空中写真

当縁川河口のトーチカ 関連ブログ・参考リンク

https://japanese-fortifications.com/tokachi/touberigawa.html
Home > 十勝海岸の防御陣地言語を選択​▼当縁川河口トーチカ  Touberigawa-Estuary Pillbox↑ 当縁川(とうべりがわ)の河口に残るトーチカ 現在では崖の中から露出しているこのトーチカ。当然ながら築かれた当時(1944年夏~秋)には、銃眼以外は土の中に巧妙に隠されていた。戦後70年ほどの間に海岸の浸食が進み、トーチカの前面まで削り取られてしまったわけである。このように露出したのが、2017年5月頃のようで、帯広建設管理部の職員が、付近の海岸をパトロール中にトーチカを見つけ、ニュースとして報道された。↑ 当縁川河口付近の砂浜とトーチカとの位置関係 まだトーチカが露出していない頃の空中写真に書き込んだ。トーチカ内部はまだ確認できていないが、このあたりで一般的な構造だと推定した。塹壕を通り、南西側の背面出入口から中に入る。障壁をまわりこむと銃座があり、銃眼からは砂浜が見える。敵兵からすると、砂浜に上陸後、側面の丘の上から草地に隠されどこにあるか分からない銃眼から機関銃で狙い撃ちにされる。ただし、米軍が上陸する際には直前に猛烈な艦砲射撃を行うようになっていたので、もしも実戦となっていればトーチカが持ちこたえられたかどうかは運しだいだったと思われる。↑ トーチカまで押し寄せる波 波が穏やかな日でこれくらいなので、海が荒れている日の見学は危険である。消波ブロックを延長しなければ、そのうちこのトーチカも転落・海没(または砂浜に埋没)していくだろう。↑ 銃眼のある正面部分↑ 崖の上から見たトーチカ ■地図                                        ▼ クリックで開閉 ▲■更新履歴・外部リンク                ▼ クリックで開閉 ▲Home > 十勝海岸の防御陣地 > 当縁川河口トーチカ