https://minkara.carview.co.jp/userid/1796277/blog/43796710/
本日は、奈良県宇陀市室生の山中に残る旧伊勢本街道の明治車道の廃道へと行ってきました。本道は、旧国道369号の大内峠から栂坂峠の区間のうち、上田口地区と栂坂峠をショートカットするように造られた山道です。これは、5万分の1地形図「高見山」(昭和6年部分修正測図)の部分アップですが、この地図の下部を横切る破線道がそうです。事前に他の訪問者の方のホームページなどを確認してみたところ、道中は険しそうな雰囲気ではなかったので、山歩き代わりに母も連れて行きました。スタート地点となる上田口地区の奈良県道28号(旧国道369号)と旧伊勢本街道との分岐点です。現道は谷に沿って栂坂峠へ向かうために一旦下っていきますが、旧道はショートカットのために山へと上っていきます。路面は洗掘で荒れてはいますが、ジムニークラスなら難なく入っていける道です。さっそく最初の目標物に遭遇。煉瓦造の暗渠です。しっかりした造りですが、沢筋でもない場所になぜ暗渠を設置しているのかよくわかりません。アーチ部は二重巻きです。中を覗いてみても、奥は土砂に埋もれているだけです。坑口からすぐの所には円周状に亀裂が入っています。
https://minkara.carview.co.jp/userid/1796277/blog/43800403/
今日も昨日に続いて、奈良県宇陀市に残る明治時代に建設された旧伊勢本街道の廃道を探索してきました。昨日3月7日土曜日は、深霧隧道の西側坑口まで行ったところで同行していた母の要望もあり引き返しました。時刻も15時近くで、ろくな道も無い尾根を越えてそれ以上奥地へと進んでいくことは確かに難しいところでした。ということで、本日雨天ではありますが片道約160kmを二日連続運転し(笑)、今回は一人で現地へとやって来ました。今回の主目的は深霧隧道の東側坑口の状況確認と、その先の廃道が栂坂峠の旧国道369号(これも旧伊勢本街道の明治車道由来らしいです。)までつながっているのか踏破して確認します。せっかくなので、煉瓦造暗渠がある地点の写真と暗渠の写真を。
http://sputoyo877.com/akigirifukagiri.html
我がホームで逝っていないトンネルなどない!…と豪語できない今日この頃。 その内の一つ、しかも煉瓦物件であるそ奴を何故か長年にも亘って放置してきました、が! 漸く懸案事項であったこのブツ探索に赴く事が叶いました。 その要因は、お馴染みおろろん教授のとんでもない発言からでした。 「煉瓦アーチは深霧隧道それ一つではない」ということ… な、なに~!?そんなことは今まで全く聞いておりません。大体この隧道に関するネット情報は少なすぎます。秋霧隧道は未だ発見されておらず、完全埋没という噂。おろろんさんも同意見。よって、アーチはこれ以外となりますが…それは一体…??? 兎にも角にも夏場の盛りを過ぎ、幾分落ち着いた気候になってきたため、活動を再開。前日にはお馴染みの前夜祭を執り行いました。