衣笠山の謎廃墟 概要・歴史
自動車関係の倉庫?
神奈川県横須賀市衣笠町にある衣笠山の謎廃墟。衣笠I.C.から神奈川県道27号線(横須賀葉山線)に乗って、三浦縦貫道路に抜けるトンネルの向かい側に位置する。
同地付近は、1963年時点では近くまで田地の迫る斜面で、既に木々が伐採され山肌が露出しているが施設等は確認できない。
1970年代から1980年代初頭にかけて田地は放棄されたらしく、次第に木々に覆われていくが、同地は土の露出した状態が続いているため、土砂等が採取されていた可能性がある。ただし建物は確認できない。1980年代終盤にはこの場所も緑に覆われていく。
現存する建物は1990年代頃に作られたらしいが、2009年時点で既に道路からはわずかに確認できるほど藪に沈んでいるため、2000年代初頭には放棄されていたものと推測される。
2022年3月時点でトタン張りの倉庫のような建物があり、周囲には不法投棄らしい物品、ミニバイクなどが散乱している。また資材置場としての1994年の認可表示が設置されている。
2021-11-02
2022-03-07