吾妻スキー場は、福島県福島市町庭坂にあったスキー場。吾妻山の東斜面に位置し、高湯温泉に隣接する。 ...

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名称 吾妻スキー場
住所 福島県福島市町庭坂砥石山
種類 スポーツ施設
福島県のスポーツ施設
スコア
★★★★★ 54
現況 現存
評価 ■■■

吾妻スキー場 概要・歴史

高湯温泉のスキー場

吾妻スキー場は、福島県福島市町庭坂にあったスキー場。吾妻山の東斜面に位置し、高湯温泉に隣接する。

南東側の高湯温泉スキー場と共に福島市唯一の伝統あるスキー場だったが、小規模な団体の複数により運営されていたため、1980年以降のスキーブームでも大規模な投資を行いにくかった。

白樺平リフト、しゃくなげ第1リフト、しゃくなげ第2リフト、湯花沢リフト、ポニーリフトを備えた。

スキー客の減少などにより2006(平成18)年に閉業。

2018(平成30)年時点で磐梯吾妻スカイラインに損壊したロッジ跡が残る。またリフト設備やナイター設備なども残っている。

なお、高湯温泉南側の高湯温泉スキー場は1955(昭和30)年に開設された吾妻高原ゴルフ倶楽部を前身とし、300mシングルリフト1基を備える小規模な施設だった。高湯温泉スキー場の方が初心者向けで、慣れると吾妻スキー場に移ることがあったという。

吾妻高原ゴルフ倶楽部が2003年に倒産しているため、同時期に閉業したらしい。

吾妻スキー場 画像

吾妻スキー場(1976年10月)
吾妻スキー場(1976年10月)
©国土地理院

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高湯温泉のスキー全盛時代(発掘資料)|【公式】ありのままの温泉 高湯温泉
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昭和40年頃の高湯温泉スキー時代当時は高湯スキー場(旧吾妻高原ゴルフ場)と吾妻スキー場(石楠花ゲレンデ、白樺平ゲレンデ、湯花沢ゲレンデ)があり、福島市唯一のスキー場であった両スキー場は大変賑わっていた。まさにレジャースキー全盛時代で、福島市民は高湯スキー場でスキーを覚えて、上手くなったら吾妻スキー場へデビューしたものであった。繁忙日の高湯温泉行福島交通路線バスは、10台ほども数を連ねてスキー客を運んだものであり、貸スキーは瞬く間にすべて貸し出されて、スキー板の左右の長さが違っていても「それでいいから貸してくれ」というお客がいたほどであった。またスキー場食堂では、カレーライスの玉ねぎを剥くことだけに学生アルバイトを雇うほどの繁盛ぶりであった。
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