佐賀県伊万里市山代町里・・・松浦鉄道沿線から眺められる炭鉱遺跡を訪ねた。里＝楠久駅間の山側の車窓に忽然と遺るホッパーである。周囲は民家が点在する田園地帯であり、およそここになぜホッパーが？というようなシチュエーションであった！　一基のみ現在に姿を遺すこのホッパー、半分解体した跡がある。付近を見渡すと！！？ホッパーから少し離れたところにコンクリの塊が！！これを見た瞬間竪坑か？と思ったが、近所の農家の方に訊いてみると、巻上機の台座跡らしい・・・てことはやはりこの地に炭鉱が！ってことか！？しかも、坑口跡も案内してくれた！

ふぁーん氏に案内されやって来たのは、佐賀県 伊万里市 東山代町。田んぼの中に何かを発見したとのことで颯爽と訪れてみる。おお！これは立派なホッパーだ！遠くからでもそれと分かる。後日調べてみると、菅原鉱業 山代炭鉱 みどり坑の持ち物だったそうな。写真右の道路の丁度右側を国見炭鉱の軌道が行きかっており窮屈な印象だが人が作業する工程ではないので問題ないのだろう。

佐賀県旧炭鉱調査 今回は山代地区。山代 炭鉱、(昭和49年の航空写真)1、みどり坑2、柚ノ木坑3、第七坑航空写真でも確認できる みどり坑は現在でも遺構が残っているようだ。海沿いの道から内陸部へ入り少し走ると田畑のひらけた土地が広がります。広大な畑の中にポツンと、