館の岬トンネルに比べとても小さくバス1台がやっとの館の岬隧道ですが3桁とは言え国道の隧道であり現在は優香にも引けを取らない癒し系隧道として活躍しています。

館ノ岬は乙部町市街地の北西にある小さな岬です。このあたりの地形は海底が隆起して造られたもので、海蝕により削られた崖の断面には海底だったころに堆積した地層がはっきりみてとれます。 くぐり岩を抜けたあたりから見た館ノ岬です。岬にあまり近づくと岬を横から見るかたちになり、岬全体の形がわかりません。右手の山の斜面には「おとべ」の文字が見えます。 同じ場所から望遠で撮影しました。まるで要塞のような形をしてます。 館ノ岬の下は国道229号のトンネルになっています。トンネル脇には旧道と閉鎖されたトンネルが残っています。 旧道に車を停めて岬の真下まで歩いてみました。海岸は石だらけで歩きづらく、ところどころに上から落ちてきた巨大な岩が転がっています。立ち入り禁止の表示は有りませんでしたが、この先はあくまでも自己責任です。 岬を真下から見上げてみました。館ノ岬は東洋のグランドキャニオンとも呼ばれるそうですですが、それはすこしオーバーとしても、かなりダイナミックな風景です。

早速、通行止めになっている館の岬トンネルを乙部町側の船着き場から撮ってみる。  そして上空から撮影してみました。