ホテルニュー鳴門は、徳島県鳴門市瀬戸町にあるホテル跡。鳴門スカイライン県道183号線沿いに位置する....

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名称 ホテルニュー鳴門
住所 徳島県鳴門市瀬戸町堂浦阿波井
種類 廃ホテル・宿泊保養施設・温泉
徳島県の廃ホテル・宿泊保養施設・温泉
スコア
★★★★★★★★★★ 136
現況 現存
評価 ■■■■
画像 photos ホテルニュー鳴門の写真

ホテルニュー鳴門 概要・歴史

断崖絶壁に張り付く崩壊建物

ホテルニュー鳴門は、徳島県鳴門市瀬戸町にあるホテル跡。鳴門スカイライン県道183号線沿いに位置する。「ホテルニューNT」「ニュー鳴○」「NEW○門」「ホテルNrt」「ホテルニューN門」「ホテルN」等として紹介されていることもある。

鳴門スカイラインの駐車スペースを取り囲む形で3つの建物と公衆トイレがあり、このうち向かって左の建物がホテルニュー鳴門になる。

1960年時点ではまだ所在せず、徳島県道183号亀浦港櫛木線が制定された1969年から1970年代前半頃に建設されたものと推測される。『鳴門市の現況 : 鳴門市新総合計画基礎資料編』(鳴門市、1979年3月)には和室12室洋室2室の計14室で76名収容と記載されている。

『鳴門市の現況 : 鳴門市新総合計画基礎資料編』(鳴門市、1979年3月)では収容客数が75名となっており、120名収容の大広間、40名収容の会議室を備えていたことがわかる。

1996年頃に閉業し、少なくとも2000年代初頭には廃墟として言及されている。

道路側からは平屋建ての上に屋上があるだけに見えるが、断崖に張り付くように建設されているため、崖沿いに4~5階ほどの高さがある。かつては地上の最上階部分からも階段で降りられたらしいが、この部分は壁面が完全になくなり階段も腐食し崩落している。建物向かって右に、崖下の玄関に続く小道がある。

風雨に晒される立地のためか、建物は激しく崩壊し、ガラスはほぼすべてなくなっている。崖下部分からさらに下に続く階段は、かつては通行できたが、2022年時点で崩落し下部へのアクセスを失っている。

駐車スペースを囲む残り2つの2階建て建物はいずれも奥行きの浅い建築で、このうち中央の建物は「ドライブインみはらし」だった。『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)には和室30名(2階)、テーブル50名(2階)、テーブル30名(1階)と記載されており、特産品の販売なども行われていた。電話帳には2001年まで記載があり、2001年頃に閉業したらしい。2022年12月時点で物品はすべて撤去されガラスがなくなり、もぬけの殻になっており、キッチン跡が確認できる。

向かって右の建物は名称不明で、不法投棄らしい物品が散乱している。2階部分にキッチン跡がある。

公衆トイレは出入り口がブロック積みで封鎖され、落書きだらけになっている。

2020年7月に飲食店跡らしい廃墟側にロープが張られ業者の簡易事務所が設置され、重機が入り作業が行われており、2020年9月時点で本館以外がバリケードで囲われ監視カメラ設置中の警告文が張り出されたが、2021年7月までにバリケードは撤去され、2022年12月現在も建物は元のまま現存している。

ホテルニュー鳴門 画像

ホテルニュー鳴門(2022年12月)
ホテルニュー鳴門(2022年12月)
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
地上から見える最上部は骨組みだけになっている
地上から見える最上部は骨組みだけになっている
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
階下への階段は崩落している
階下への階段は崩落している
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
屋上に続いていた階段も崩れている
屋上に続いていた階段も崩れている
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
ホテルニュー鳴門
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
建物脇に崖下に続く小道がある
建物脇に崖下に続く小道がある
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
崖下にあるホテルニュー鳴門の玄関
崖下にあるホテルニュー鳴門の玄関
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
左側を見上げる
左側を見上げる
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右下を見下ろす
右下を見下ろす
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エントランス
エントランス
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壁が大きく剥落した廊下
壁が大きく剥落した廊下
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ホテルニュー鳴門
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
ここも階段が崩落している
ここも階段が崩落している
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
料理用エレベーター
料理用エレベーター
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
床が落ちて辿り着けなくなったトイレ
床が落ちて辿り着けなくなったトイレ
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
ホテルニュー鳴門
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
玄関階の最奥
玄関階の最奥
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
壁も窓も一切なくなっている
壁も窓も一切なくなっている
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
駐車スペースを囲む残り2つの建物
駐車スペースを囲む残り2つの建物
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
「ドライブインみはらし」跡
「ドライブインみはらし」跡
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
中はがらんどう
中はがらんどう
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ホテルニュー鳴門
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
ホテルニュー鳴門
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
右側は厨房跡だろうか
右側は厨房跡だろうか
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ホテルニュー鳴門
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
2階
2階
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
ホテルニュー鳴門
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
右側の建物
右側の建物
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
ホテルニュー鳴門
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
散乱する物品は不法投棄だろうか
散乱する物品は不法投棄だろうか
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
2階
2階
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
厨房跡
厨房跡
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
ホテルニュー鳴門
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公衆トイレ
公衆トイレ
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
入り口はブロックで埋められている
入り口はブロックで埋められている
© 2023 廃墟検索地図 Haiken 転載禁止
観光ガイド目次
観光ガイド目次
『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)
レストハウス島田島、鳴門ハイツ
レストハウス島田島、鳴門ハイツ
『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)
淡路フェリーボート、阪急水中翼船
淡路フェリーボート、阪急水中翼船
『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)
鳴門観光汽船、ドライブインみはらし
鳴門観光汽船、ドライブインみはらし
『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)
ニュー鳴門、はまべ
ニュー鳴門、はまべ
『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)
鳴門スカイライン観光ガイド・イラスト地図
鳴門スカイライン観光ガイド・イラスト地図
『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)
ホテル南海鳴門、シェーンブルク
ホテル南海鳴門、シェーンブルク
『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)
喫茶ひまわり、成田山光林寺
喫茶ひまわり、成田山光林寺
『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)
鳴門カントリークラブ、観光モデルコース
鳴門カントリークラブ、観光モデルコース
『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)
鳴門スカイラインへの道案内
鳴門スカイラインへの道案内
『鳴門スカイライン沿線観光ガイド』(鳴門スカイライン観光振興会、1987年12月)

近くのスポット

ホテルニュー鳴門 ストリートビュー・空中写真

ホテルニュー鳴門 関連ブログ・参考リンク

ニュー鳴門
http://kuromax.web.fc2.com/ruin/tokushima/hotel/naruto/naruto00.htm
ホテル ニュー鳴門. Hotel New Naruto. 渦潮で有名なこの町には、数多くの廃墟が存在 する。 中でも、この廃ホテルは、崩壊寸前の状態で、辛うじて建っている。 そのすざま じい光景は、侵入者の足をも止める。
ホテル ニューNT|廃墟WonderAround
http://ameblo.jp/373403/entry-11098139035.html
2011年12月5日 しばとらの廃墟WonderAroundの記事、ホテル ニューNTです。 廃墟WonderAround . 主に関西圏の廃墟の探索記録。有名物件よりもマイナー物件を求め徘徊 . 次でこの 部屋最後の部屋です。この部屋は「鳴門」と言う名前の部屋でした。
エヌ氏の隣人愛 ホテルニュー鳴門
エヌ氏の隣人愛 ホテルニュー鳴門 リンク切れの可能性があります
http://enuenuenubi.blog.fc2.com/blog-entry-90.html
2013年2月11日 そんなニュー鳴門です。 このホテル、断崖に建っているので、地上の最上階から入っ てってどんどん下っていくかんじです。 7uhf.jpg 基本的にホテル系廃墟は客室フロア が怖くて苦手なんだが、ここはぶっ壊れすぎてて全く怖くなかったよ。
廃墟:ホテルニュー鳴門へ① - 廃墟とウタとぼく - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sankay_naturearth/11645273.html
徳島県鳴門スカイラインにあります。 この近辺をうろうろしていると 至る所に小さな赤い鳥居が建っている 場所(道)があります。 やってまいりました、心霊スポットで有名なホテルニュー鳴門。 霊感のれの字もない自分としては関係ありませんし 
廃墟:ホテルニュー鳴門へ③ - 廃墟とウタとぼく - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sankay_naturearth/11645271.html
正面玄関から見た外観です。 辛うじて建っている気がしますね。 同じ敷地内にあった別施設。 またまたチキン・・・ですって(笑) 一体何の建物だったのでしょうか・・・内部はゴミが散乱です。 昔ながらのタイル張りの風呂場です。 上へ行く階段が 
廃墟:ホテルニュー鳴門へ② - 廃墟とウタとぼく - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sankay_naturearth/11645272.html
下部建物の屋根の様子です。 蔦とモノとが散乱しています。 壁が剥がれ落ちていますね。 放られたシンクとモノを乗せていただろうエレベーター。 底が抜けてしまった階段・・・さすがに行く勇気はなかったです。 これは何の機械でしょう?
廃墟:ホテルニュー鳴門へ④ - 廃墟とウタとぼく - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sankay_naturearth/11645270.html
キッチンですね~特に何があるわけでもなかったですが。 備え付けの棚はこんな感じです。 すすだらけ。 床に放置されたモノたち。 再びお風呂場へ、浴槽も何だか懐かしい感じ。 一番最初に紹介した建物の右手に下へ下る坂がありまして その 
廃墟:ホテルニュー鳴門へ⑥ - 廃墟とウタとぼく - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sankay_naturearth/11645268.html
和式のトイレが向こうに見えます。 入り口が外れていたのでトイレの中を覗いたんですが・・・便器の中に・・・ね。 さすがに写真を撮ることはやめました。 いったん外に出て、階段では行けなかった下の部分を撮りました。 落ち葉とかが流れ込んで 
廃墟:ホテルニュー鳴門へ⑤ - 廃墟とウタとぼく - Yahoo!ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/sankay_naturearth/11645269.html
もう一歩中へ進むとロビーです。 たぶん右手にあるのがカウンター。 カウンターにはレジのような機械がありました。 ロビーを抜けると長い廊下が・・・これ床大丈夫かな?って事ばっかり考えてしまう。 廊下を進んで行くと上へ行ける階段・・・行か 
足撮写真 ホテル ニュー鳴門 - メイン - FC2
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鳴門スカイライン途中にある廃墟、ホテルニュー鳴門へ行ってきた。 稲川淳二氏が心霊系DVDの撮影に来ていた場所だ。 そちらに興味がある方はどうぞ。 稲川淳二 四国霊場 恐怖の現場Vol.1(youtube) 撮影は Pentax K100D Super + 
鳴門ホテル1|廃墟二番煎じ
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鳴門ホテルその1うずしおで有名な鳴門海峡を見下ろせる丘の中腹にたたずむ廃ホテル。かつてホテルだったとは思えないほど、見た目はボロボロだ。県道沿いの目立つ場所に位置しているため、人的な破壊が激しい。が、それ以上に自然浸食が酷い。鳴門海峡からの潮風のせいだろうか。
ニュー鳴○|廃墟purelove日記
ニュー鳴○|廃墟purelove日記 リンク切れの可能性があります
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斜面に建設されたホテルです。フロントが一番最上部にあり、下に降りていく構造。複雑な造りの建物は宿泊客を迷わせます。
廃色melancholy 徳島 NEW○門【ありえない廃景】
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峠道を上ったとこにそれは見えてくる。ホテルNEW○門この廃墟に入る足を遮るバリケードはありません。それどころか、中に入っても室内に侵入したという実感すら湧かないほど開放的(壁のほとんどが崩壊)このホテルの特徴は、断崖に建てられているということ。それゆえに何十年
全国廃墟・心霊スポット実況隊: 第十六回 実況肝試し ニュー鳴門
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私達 【a dare】が心霊スポット、廃墟を巡りその実態を調査する. 柱に御札らしきものがあったので記念にパシャリ このニュー鳴門はホテルなんですが上に部屋があるのではなく、下に降りていくと客室があるようなホテルなんですね。
崖の上の廃ホテル | 残影
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海沿いの、とある高台の上にある廃墟。ずいぶんとシースルーな廃墟で、向こうの景色が筒抜けです。ドライブイン兼ホテルだったようです。チキン参上。ウェルカム過ぎて、人も風雨も、遠慮なく荒らしまくりです。見事なるシースルー。もちろん、床の先は、海へ一直線の崖です。階段
暗夜津隠: ホテルニュー鳴門 【廃墟】
暗夜津隠: ホテルニュー鳴門 【廃墟】 リンク切れの可能性があります
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ホテルニュー鳴門の廃墟写真 暗夜津隠 廃墟写真を中心としたfotolog 2015年5月9日土曜日 ホテルニュー鳴門 【廃墟】 2005年撮影 投稿者 anyano oni 時刻: 13:57 メールで送信 BlogThis! Twitter で共有する Fa
徳島 ホテル ニューN門:空夢廃墟:So-netブログ
http://sorahai.blog.so-net.ne.jp/archive/c2301125608-1-1
徳島 ホテル ニューN 門 ブログトップ 窓ガラス [徳島 ホテル ニューN門] 廃墟には、割れた窓 このブロクでは、ワタクシ廃墟好き女子りあ(Re:a)が、四国を中心に廃墟・産業遺産等を撮影した写真を掲載していきます。 ブログの全画像
【日本走覇】No.4-76 四国北海岸ドライブ  2013.4.27-29
http://www.drive-ns.com/4/4-76/4-76-1.html
展望が良さそうな駐車スペースを発見。そこで同時に廃墟を発見。うわ、なんだこれは。どうやら10数年前に廃業となった、ドライブイン兼ホテルのようだ。四国に上陸して早々廃墟ですか…。まぁいい。ついでなので見学して行こう。展望所の廃墟骨組みだけが残る建物は
室展望台~鳴門市~: 軽自動車ホームレス写真集(フリー写真素材)
http://free-photo.sblo.jp/article/114006202.html
展望台の名前は残っています。道路の両側に駐車場あります。IMGP1820.JPG廃墟です。屋根の上からの眺めは最高ですが、足元危険です。
その128:ホテルニュー鳴門【画像大量】 - 廃墟ガールの廃ログ
http://hiyapa.hatenablog.com/entry/2018/09/14/225921
場所:徳島県鳴門市瀬戸町堂浦阿波井66(せとちょうどうのうらあわい)行った日:2018/08/24廃墟になった日:15年程前という情報もあるが正確な年数は不明詳しく:鳴門スカイラインにひっそり佇む廃ホテル。*評価怖さ:★★☆☆☆廃れさ:★★★★☆入りやすさ:★