函館本線旧線は、JR北海道の函館本線（函館駅 - 旭川駅）のうち、納内駅（おさむないえき） - 神居古潭駅（かむいこたんえき） - 春志内信号場 - 伊納駅（いのうえき）の間で、新線切り替えのため1969（昭和44）年9月30日に廃止された部分。

廃止後は、そのほとんどが旭川市サイクリングロードとなったが、廃止から30年近くが経過し施設の傷みも激しいことから、伊能付近から深川方面にかけて通行止めとなっている。

神居古潭駅舎は1989（平成元）年に復元され、サイクリングロードの休憩所として利用されており、1991（平成3）年に旭川市の指定文化財（有形文化財／建造物）となっている。

駅構内には蒸気機関車3両 (29638、D51 6、C57 201) が静態保存されている。

また、移設された伊納駅の前には旧線に使われたホームがそのままになっている他、トンネルや橋梁も当時のまま残されている。