横尾隧道 概要・歴史
横尾隧道(旧五色トンネル)は兵庫県洲本市にある廃隧道。兵庫県道46号洲本五色線の一部だった。
1902(明治35)年に完成。全長180.0m、幅4.0m、高さ4.3m。
もともとは煉瓦隧道だったが、1960(昭和35)年にバスが通れるように改良され、コンクリート巻きとなり、幅も拡張されたという。
淡路島で最も長いトンネル(当時)として知られ、心霊スポットなどという噂もあった。
県道が横尾トンネル南側の切通しを通ることになったことから、トンネルはその役目を終え、閉鎖された。閉鎖時期不詳ながら、平成に入ってからも使用されていたらしい。
五色町側(西側)坑門は崩落によりほとんど埋没している。
2014-01-11
2020-05-20