新町紡績所 概要・歴史
新町紡績所(しんまちぼうせきじょ)は明治時代に内務省勧業寮屑糸紡績所として開設された官営模範工場。群馬県高崎市にある。現在はクラシエフーズ(旧・カネボウフーズ)の所有で、2004年(平成16年)までは工場、倉庫として使用されていた。
明治10年創業時の木造工場を始め、明治30年代のレンガ倉庫、40年代の木造のこぎり屋根工場、大正~昭和期と思われる鉄筋コンクリートののこぎり屋根工場、変電室などの歴史的建物が数多く残っている。
近代産業遺産として管理されており、クラシエフーズ敷地内のため立ち入ることはできないが、事前の申し込みがあれば平日は見学可能とのこと。休業日については、西門付近のフェンス越しであれば公道上から視認することができる。
2014-09-17
2021-06-25