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三盛鉱山で滝を登る北海道函館市 日本の金本位制は明治30年(1897)10月、新貨幣法の実施に伴い、純金750mgを1円としたのが発端である。万人が価値を共有できる貨幣単位としての金本位制は、正貨としての金と同額の交換券発行を日本銀行に托し、金の代用としての紙幣を、信用通貨とし発行を許したものだ。金1kgの価値は本坑が最盛期であった昭和7年当時、1,933円だったものが、昭和20年には4,800円。昭和25年には401,000円と跳ね上がった。ちなみに、現在ではおよそ4,446,000円となっている。函館市街地から遡ること30km。三盛鉱山の奥に広がる三森鉱床は4か所の鉱床に分かれ、明治の初めには上金堀沢で銀坑が開坑されたという。松倉川が南走しほとんどの沢が直行する、本金山の下金堀沢沿いの鉱床を今回は探索する。はたして鉱床図の坑口に接近できるのだろうか。滝・ヒグマ・坑口・・・( ̄u ̄;)鉱床図トップページへ