落合上蔦木の廃屋群 概要・歴史
富士見町の廃屋群
長野県諏訪郡富士見町落合上蔦木の廃屋群。国道20号沿いに位置する。
向かって右に平屋建て一部2階建ての古い民家、中央に2階建ての比較的新しい民家、左に平屋建て一部2階建ての民家が並ぶ一帯で、いずれも2012年頃までに朽ちた状態となり、特に左側の家は濃い藪に覆われている。かつてはさらに右にもう一つ建物があったらしいが、2012年時点で確認できない。
一番右の平屋建て一部2階建て建物には「平野屋」と読める木製の看板があったため、店舗または事業所であったらしい。
建設時期不明ながら、いずれも1973年時点で所在し、1970年頃の築と推測される。
2023年4月時点で3軒とも現存し、夏季は藪に埋もれて視認が難しいほどになっている。右と左の木造民家はかなり劣化が進み、特に左側は一部が崩壊している。中央の2階建ては比較的形を保っているものの、草藪に覆われ近づくことも難しい。
2019-04-23
2023-06-29