礼文華峠(国道37号旧道) 概要・歴史
礼文華峠(国道37号旧道)は、北海道虻田郡豊浦町の廃道。
1799(寛政11)年に礼文華山道という山越え道が開かれるが非常に粗悪な状態で、1807(文化3)年にやっと人馬が通れる程度の道が完成した。
1890(明治23)年から全面的な改修が行われ、1894(明治27)年に完成。それでも板橋や吊橋、急坂の続く道で、「蝦夷地の3大難所」の一つとされたという(旧旧道)。
1966(昭和41)年にトンネルで通過する新ルートが開通、大幅に改善(旧道)。
さらに1998(平成10)年に新・礼文華トンネルが供用開始、これが現道となっている。
2013-09-01
2021-07-29