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2013年4月21日 2013年11月の阿保発電所と川上ダム建設地 ・ 草野川発電所 ブームは来てるのか? セバ谷ダム2~湯川発電所 ・ セバ谷ダム1 ・ 美里変電所 中勢変電所 中部電力 .. ニコイ高原の廃墟 ・ ランクル70のステアリングのリレーロッドエンドツ黴
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前半西側撃沈編 2015年4月訪問 2015年4月某日、久し振りのオフ会を石川県白山市の道の駅一向一揆の里で行いました。 何故こんな場所で居酒屋を実施したかと申しますと… うちのブレーンおろろん氏がかねてから目を付けていた場所、服部鉱山。 この鉱山は西側の山肌を削って採掘していたようですが、どうやら東側にも搬出をしていたようです。東側に搬出しようとするならば…索道を山のてっぺんに通すか、或は…そう、隧道! 昔の地理院地図や一部の地図には隧道表記があった模様です。 それなら確実ですな!後は現存するかどうか。 実際にアタックしたのは東側からですが、副題の通りの結果となった西側からレポさせて下さい。 実際にやってきたのは今オフの最終工程。 時刻にして既に16時。時間はあまりありません。同行しているのはおろろん教授のみという状況です。 西側は県道297号線を只管東進、行きつく先は未舗装路。そして害獣侵入防止ゲートに阻まれます。先はほぼ廃道。徒歩での進軍となります。 ご覧の通り、かつては一応一部舗装もしていたようですが、現在では荒れ放題です。 はぼ廃道はここからヘアピンカーブします。 こんな感じです。なかなかいいラインです。ここを毎日トラックが鉱石を運んでいたんでしょうか。 この西側のルートだと駅まではやはり遠いですね。てなことで東に出せる隧道を掘った、ということでしょうか。 完全に廃道ですな。 採掘の現場が見えてきました。 と、同時にケ゛ートも… 現役当時からのケ゛ートと思われます。 右横の斜めになった看板には、「関係者以外立ち入り禁止 服部鉱山 鉱山内は落石、高圧線、重機、ダンプカー等の走行、及道肩の崩壊による墜落等危険が多いので一般の方の立入を禁止しています」 だそうです。 操業当時の看板ですな。 採掘現場が見えてきました。 もうちょっと全景が見えるところまで… 凄まじい様相です。写真ではいまいち凄みを感じませんが、実際にみるとこの巨大な掘削現場には圧倒されます。 方角的にはこの掘削現場のどこかに穴が開いていたようですが…さっぱりわかりません。 あの階段状の掘削現場、各階層に行くためには、向かって右側にある通路で迂回するわけですが… 通路が激藪のため、左側の斜面を登ってショートカットします。 現在地です。 ヘアピンカーブのところが激藪想定区間です。 この辺なら気軽にショートカットできそうでないかい? と思ったら意外にキツくて長い… ひいひい言いながら何とか登攀完了。 上部の道は人ひとり何とか歩けるスペースはございました。 ヘアピンの先っぽに合流しました。高さ的にはこの辺が怪しい感じなんですが… ちょっと下ってみましょう。 途中にトロッコ?レールを柵に転用していたと思われる遺構が。 最も怪しいと思った現場はこの辺り。地理院地図でもこのコンクリ遺構が表記されています。 しかし周辺を見回るもそれらしき箇所は見つけられず… それから…いやあ、上に下に右に左にひたすら登り降りして探しまくりました。 しかし…ない、ない!ないんですよねえ~… 2時間近くうろうろしたんですが、結局見つからず…うーむ… 服部鉱山掘削現場側面の撮影。 それえらしい痕跡は見つけられず。 ここは少し右手。向こう側(東側)は河合鉱山という別の鉱山です。そこと背中を揃えて採掘している場所です。 ここも服部鉱山のようですが、先の採掘場よりも後の掘削場所ではないかと。 おろろん教授は逆の考えをお持ちです。採掘の仕方から見てこっちが古い、というご意見です。いやあ、今となっては何とも… とりあえず隧道はこちら側ではない、というのは共通の見解です。 2枚上の写真の掘削現場、結構高いところから見下ろし映像です。 ズームアップ。何かしらの遺構のすぐ右側から入ってきました。 さらにズーム。ぱっと見、従業員宿舎の屋根みたいな雰囲気でしたが、全然違いますね… …結局ここまで登ってきたりかなりうろうろしましたがそれらしき箇所は見つけられず。 埋没している可能性が高いかな…と考えております。 では!次回! 後半東側光明編 に続く!