東山油田(ひがしやまゆでん)は新潟県長岡市にあった油田。 1888(明治21)年に採掘開始。1893(明治2...

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名称 東山油田
住所 新潟県長岡市比礼
種類 廃鉱・採石場跡
新潟県の廃鉱・採石場跡
スコア
★★★★★★ 43
現況 現存
評価 ■■

東山油田 概要・歴史

東山油田(ひがしやまゆでん)は新潟県長岡市にあった油田。

1888(明治21)年に採掘開始。1893(明治26)年に宝田石油株式会社が設立され、1902(明治35)年から1907(明治40)年頃に産油量のピークに達した。

その後は産油量が減少に転じ、宝田石油は1921(大正10)年に日本石油株式会社と合併している。

戦時下の1940(昭和15)年には、世界的にも稀な坑道堀りが着手され。翌1941(昭和16)年に桂山で産出に成功。

戦後もわずかながら生産が続けられたが、1994(平成6)年に浦瀬山鉱山、1997(平成9)年に桂山鉱山が生産終了した。

長岡市浦瀬町腐沢付近に三十八号井、東山三十三号油井の櫓など放棄された施設が点在していたが、2010年頃に多くの施設跡が撤去されている。

2014年時点でもわずかな遺構が確認されている。

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