宇土殺 概要・歴史
惨殺の家?
宇土殺(うとさつ)は熊本県宇土市にある廃屋の通称。国道57号線沿いに位置する。「惨殺の家」等として紹介されていることもある。
1967年時点でそれらしい建物が確認できる。
1982年10月7日に元宇土市議の未亡人が包丁で刺された上にネクタイで絞め殺される事件が発生しているが、その事件現場と言われている。事件は犯人が捕まらないまま時効を迎えている。
「一家惨殺事件があり女の子一人だけが生き残った」等の心霊的な噂があるが、事件に尾鰭がついて大げさになったものと考えられる。
朽ちた状態で廃屋が残り、繁茂する木々に覆われていたが、2016年4月に発生した起きた熊本地震で大きく損壊し、門を残して撤去された。門の隣には布袋尊のような石像が安置されている。
その門も2021年頃に自然崩壊、2022年8月時点で上部が地面に直接横たわる形となっており、2023年7月にはそれも草木に覆われほとんど視認できなくなっている。
2024年1月時点で門はほとんど痕跡を残しておらず、布袋尊の像だけが残っている。
2019-07-25
2024-03-28