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今年度をもって歴史に幕を閉じる市内唯一の小中併設校久慈市立山根小中学校(照井睦子校長、児童生徒17人)の閉校式典は3月22日、同校体育館で行われました。 山根小は明治9年開校。町内各地区にあった小学校は時代とともに統廃合を繰り返し、現在は町内唯一の小学校に。また山根中は昭和22年、町内唯一の中学校として開校。郷土芸能も盛んで、文化の継承にも力を注いできました。 少子化の影響から平成24年4月から小中併設校として山根町における教育の中心を担ってきました。 この日は同校卒業生や近隣住民など約250人が出席し、学びやとの別れを惜しみました。 式典で照井校長は「山根魂を受け継ぎ、それぞれの力を発揮し成長することを期待している」と在校生にむけてエールを送りました。その後、卒業生が両校の校歌を歌い、長い歴史に思いを馳せました。 閉校を記念し校庭に記念碑を建立され、児童生徒が関係者とともに除幕しました。山根小児童会長の韮山公貴(なおき)さんが「友達との関わり、自分らしさを発揮することの素晴らしさを学んだ。学んだことや誇りを胸に新たな山根の歴史を刻んでいきたい」と飛躍を誓いました。