https://ameblo.jp/naka-toa/entry-10179273584.html
自動車関連部品などを製造する金属プレス加工業、アステック(薩摩川内市樋脇、山口勘一社長)の操業停止報道を受けた16日、従業員や取引業者らは「職 はどうなる」「未収金は」などと、不安な表情を見せた。一方、市など関係機関は社長と連絡が取れず、情報収集に苦慮している。 同社入り口の門は施錠され、立ち入り禁止の掲示。関係者によると、1日まで操業していた。約90人の従業員は2日以降自宅待機で、うち数人が出社し、取引先との電話対応などをしている。会社から解雇通知はないという。 ある従業員男性は「急激に売り上げが落ちたと聞く。会社から解雇の話はないが、職探しを始めた同僚もいる」と語り、「家族もいるのに、見通しが立たない」と厳しい表情。取引のある運送業者も「未収金が残っている。社長とも会えず、どうなるのか」。 市など関係機関も対応を検討中とするものの、経営者と連絡が取れずにいる。従業員数人が求職に訪れた川内公共職業安定所(同市)は「自宅待機から2週間が 経過したのに、従業員は失業保険の手続きに入れない状態」と説明する。市も「会社から連絡はなく情報収集中」。同市商工会は「地元下請け業者への影響も心 配」と懸念している。