グリトビケン(サウスジョージア諸島) 概要・歴史
グリトビケン(Grytviken)は、イギリス領サウスジョージア諸島にある捕鯨基地跡。
1904年11月16日に鯨油基地として設置され、最盛期には300人の人々が働いていたが、その後の60年の間に徐々に鯨が取れなくなり、最終的に放棄された。
1982年4月上旬のフォークランド紛争の際にはアルゼンチン軍に占領されたが、その3週間後にイギリス海兵隊が再上陸、奪還している。
島にはグリトビケン捕鯨博物館が所在し、その管理者として2名が居住している。
廃墟と化した家屋や鯨油関連施設、廃船が多数残っている。
2012-01-21
2024-04-10