鬼屋敷 概要・歴史
噂ばかり膨らんだ大屋敷
鬼屋敷は青森県八戸市にある大屋敷の通称。県道15号線橋向五戸線沿いに位置する。
長大な塀に囲まれた広い敷地に建つ大屋敷で、敷地内にはほかに2階建ての建物や小屋、蔵などがあった。
居住されている様子のない大邸宅のためか心霊スポットなどと言われるようになり、「家のいたる場所にお札が貼られている」等の噂が立てられたが、根も葉もない風説の類にすぎない。
同物件は「與兵衞屋敷」とも呼ばれ、実際は地元の名士である鈴木與兵衞氏の旧宅である。この旧宅は八戸で一番大きな木造家屋となっている。
現在も通電し管理されている施設で、建物も年代の割に綺麗な状態で保たれている。
2011年までは木製の味わい深い門扉に「許可のない者の立入を禁ず」という掲示が地主名義で設置されていたが、2018年までに金属製の門扉に交換され、同時期に門近くにあった小屋などが解体された。
2018年6月時点で現存し、管理されている。
痕跡を残しての再利用・一部現役・一部解体等、通常の不使用状態ではありません
2013-03-06
2024-03-12