千歳鉱山(千歳金山)は北海道千歳市にあった鉱山。 1933(昭和8)年、上流で金の露頭を発見されたこと...

千歳鉱山

千歳鉱山 概要・歴史

千歳鉱山(千歳金山)は北海道千歳市にあった鉱山。 1933(昭和8)年、上流で金の露頭を発見されたこと...
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千歳鉱山 ストリートビュー・空中写真

千歳鉱山 関連ブログ・参考リンク

http://www12.tok2.com/home2/airtax04/tanken-chitosetoma.htm
千歳-苫小牧 探検. 千歳鉱山と廃線跡、廃墟中心の探検です。 千歳市にも「狸小路」があったのか。 大発見。 かつてここに鉄道が走った。 旧国道。 左側は、石積。 鉱山跡。 坑口。 鉱石を運ぶときに使われた? 大滝にあった廃サイロ。 道の駅から近い。
http://www7b.biglobe.ne.jp/~kitanohosomiti/top111.html
東洋のトランスパール支笏湖の近く、美笛の滝に向かう林道が千歳鉱山への入り口となる。釣り人や山菜採り、滝見物で目的は違うも人が入ることもある。 しばらく林道を進むと右手に沈殿池に向かうゲートがある。奥には美笛川を渡る橋がある。人の手の入らない川はどこまでも綺麗で雪解けの水量も豊富。よく締まった白い林道を歩く。右手には沈殿池があるはずだが茂みで見えない。右手に新しい橋梁が見えてきた。鉱水の処理のためのパイプで上流から沈殿池に流し込んでいるようだ。沈殿池に水は流れ込んでいるが奥は干からびて水はなくなっている。もと来た林道を更に遡ると旧いホッパーと頭上にパイプが現れた。これが先ほどの沈殿池まで辿っているようだ。すぐ脇には何やらこれも旧いアーチが見える。もしや坑口か!近づいてみる・・・やはりこれは坑口跡だったしかし土砂に埋もれた上、厳重に蓋がしてある。ホッパー跡に近づいてみるこれは相当古い。ホッパーの上部に出た。頭上のパイプはやはり下流の沈殿池に向かっている美笛の滝との分岐点にゲートがある。奥には何があるのか。ゲートを越えて林道を遡る。この奥に何かありそう・・・少し登ると施設が見えてきた近代的な建物だ廃墟に向かってどんどん登る。近代的で何軒か並んでいる。すると足元に!!これは紛れも無くあいつの糞では・・・。慌ててあたりを見回して警戒したが、異常は無い。気を取り直して(?)さらに建物に進む一番手前の緑のスレートは、危険物の貯蔵庫らしい。真ん中の白い坑口事務所跡。現在は資源処理事業所の事務所となっているようだ奥の赤い建物は給水塔とつながっており、機械音も聞こえる。奥にはレイルが・・・。更に奥へと続く。12kg/m級のレイルで軌間は762mm程度。ぶった切られているが、その先の倉庫にまで続いていたようだ。レールたぶん坑口へと続く緑のスレート。奥へ奥へと。山の斜面との接点まで進む。この向こうに坑口があると思われる。川向こうには軌道跡らしき跡が見える単線複線含め10km以上が敷設され、ガソリン機関車が走っていた。羆を身近に感じながら探索を終了した。千歳鉱山へトップページへトップページへ
http://orange.zero.jp/zbc54213.wing/titose.html
HOME   北海道千歳市美笛    千歳鉱山      Photo:2012年8月  (1/1)  ●主な採掘金属 :金、銀、銅、亜鉛、鉛など、脈石として方解石、絹雲母、氷長石、石英など。●主な鉱業権者 :大野直澄氏→中島商事(株)→千歳鉱山(株)→三菱金属鉱業(株)。千歳鉱山の歴史はそれほど古くない。発見は1933年(S8)大野直澄氏が美笛川上流で金の露頭を発見したことから始まる。翌1934年(S9)、ゼロ戦や隼で有名な中島飛行機の中島商事(株)が鉱業権を取得。2年後の1936年、千歳鉱山(株)を創立し本格的に採掘に入る。1943年金山整備令により全国各地の金鉱山は閉鎖されたが本鉱山は採掘こそ止まったが坑道は保坑された(金品位がトン当たり40グラムもあった)。戦後、1948年鉱山を再開。1950年には鉱業権が三菱金属鉱業(現 三菱マテリアル)に移る。同時に浮遊選鉱場など近代化・機械化を促進。しかし1960年代中頃から品位の低下が目立ち探鉱を続けるも有望鉱床に当たらず経営合理化を実施。それでもうまくいかず1986年操業を停止、ここに53年間続いた千歳鉱山も閉山となる。53年間に生産した金、銀は金が約21トン(2.100万グラム)、銀が約90トンであった。支笏湖の西方5~6キロ辺りをほぼ東西に走っている支笏国道(国道276号線)の滝笛トンネルから1キロほど東側にその目的地、千歳鉱山はある。国道からそれらしき道を入る。いつもどおり分かりにくい。何もないかと思いながら行くと立派な建屋が残っている。今も管理はきちんとされているようだ。よくネットで見る坑口。雪深いせいかこんな風に家の中に囲まれている。トロッコ軌道が内部から(or内部に)延びているのが確認できる。隣にあるのは丸太のようだがまさか坑道の支保坑用?あるいは単なる燃料用?●左:違うアングルから撮ってみた。●中:これも斜坑といえるのか・・・水平抗のような斜坑のような・・・坑道が延びている方向は確かに山腹方向になるがどうなんだろうか。●右:少し奥側に入ってみて後ろを振り返って撮る。こんな感じ。この奥にも坑口はあるのかもしれないがこの辺で戻ることにする。●左:帰り際、美笛川の向こう側にこんなコンクリート構造物を確認。ケーブルが何本か繋がっているようだ。フランジでジョイントされているようなのであるいは送水管かもしれない。何の構造物なのか分からない。●右:川の奥にある美笛の滝の案内板。この辺りはどうやら今でこそ木々に囲まれて大した遺構は見つけられないが鉱山の”本丸”だったようだ。山肌を歩いたり沢登りしたり出来たらもっといろんな遺構を発見できるだろう。もっとも重装備で行かないと危険がイッパイの箇所ばかりだが。国道近くにある堆積場(沈殿池)跡。むろん現在はそんな形跡は皆無である。鉱山を知らない人が見れば単なる山中の広場としか見えないだろう。この周辺にも操業当時は選鉱場や学校、鉱山住宅などが所狭しと建っていた。      (1/1)     HOME    >完<
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